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【来季「勝つ」ために本気でおもうコト&(秘)秋吉亮「プロ野球」ここまで言って委員会150】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年12月02日版》

普段めったにセ・リーグの試合を観ない。というか、観られない。NTVが巨人戦中継を放棄したせいで?

 

だから、あまりお目にかかれないセの選手も多いのだけれど、先の日本シリーズ‥‥高梨裕稔のピッチングが実によかった。直球の強さだけなら、投げ合った山本由伸にも負けていなかったような。ハムにいたときから変わらない、ストレートとカーブのコンビネーションが懐かしかった。

気になって今季の成績を調べてみたら、東京ヤクルト移籍後、自己ベストの成績。登板数はすべて先発で12試合。それでいて62投球回数を投じているということは、平均して1試合あたり5.17回。‥あくまで数字上での話だが、先発の役目を果たしていたことになる。

 

高梨の代わりにやってきたのが、「渦中」の秋吉亮だった。

移籍一年目は25セーブをあげる活躍。二年目の昨シーズンは開幕からクローザーを担うも失敗が続いて、その座を剥奪された。そして、勝負の2021年シーズン‥。

これといった故障はなかったにも拘らず、プロ入り後最少となる10試合の登板にとどまった。ちなみに二軍では、一時期クローザーを務めるなど27試合に登板している。体は元気だった。

たしかに今季中に国内FA権を取得したが、いったい彼の中にどれだけ「出る」選択肢があったのか。同様にノンテンダーとなった西川、大田と比べて秋吉の年俸はだいぶ抑えられており(5000万※ネット調べ)、減俸のうえで、チームに残しておきたい気はあった。

というのも、彼のような変則サイドハンド右腕はなかなか貴重な存在であり、いくら「同型」の鈴木健矢が出てきたといっても、まだまだ若い彼の力に頼るのは心もとなく。‥したがって、もう少しだけ秋吉の「経験値」に頼りたかった。

 

後半戦から、B・ロドリゲス→堀瑞輝→杉浦稔大。この「勝利の方程式」を確立したかに見えた。が、よくよく彼らの投球内容を振り返ってみると、日によって良かったり悪かったり不安定さが目立ち、ゲーム終盤にきての逆転負けも、けっこう多かった。こうした辺りをいかに修正、人選を進めていくのか‥。ある意味、新庄ビックボスの手腕が見ものである。

 

 

守護神の象徴「22」番に変更される杉浦。来季も抑えか

プロ野球チップス2020 第3弾 reg-174 杉浦稔大 (日本ハム/レギュラーカード)

(C)amazon

 

 

◇ビックボスにお願い?

 

大きな補強はなしとの報道に、筆者もおもわず「マジすか」......

 

full-count.jp

 

 

いや、そりゃ確かに「自前」の選手だけで勝てれば理想だけれども、近年、この選手育成だけを頼りとするのには限界を感じてきていたのも事実であって‥。むろん、背景には若手が思うようには育ってきていない事情もある。

 

投打に「核」となる選手が欲しい。これは優勝チームのオリックスを観ていて痛感した。あそこには、吉田正尚と山本由伸がいる。‥幸い「投」の方は、上沢直之が大きな柱となりつつある。問題は打つ方だ。

FAでもトレードでもいいから「核」となり得る人材を、その箇所だけでも、他所から引っ張ってきて欲しいというのが、正直本音のところだった。これは育てようと思って育てられるものではない「天性」な部分もあるだろうし、そうでなくても短くはない時間を要する。

一刻も早く上位を狙うためには、かつてチームの北海道移転と同時にSHINJO自らがやって来たときと同じような、できれば外部からの力に、最初は頼りたい。‥‥ビックボス、ダメすか(笑)

 

一例をあげるなら、FA退団が予想される阪神の梅野隆太郎。こちらは打撃に期待ではないが、捕手にウィークポイントをかかえるチーム事情‥。自前の捕手が育つまで、こうした選手のチカラを借りるのは、実際アリだと思う。

 

何はともあれ、現有戦力のままではさすがにキツい。今年のドラフトも育成に重きを置くような指名であったし、決してビッグネームでなくともいいから、手は加えてほしい。そこで起こるチーム内での「化学反応」も、過去の例からいって馬鹿にはならないのだから。

 

 

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