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【だからやめられない?クビになった男達!「プロ野球」ここまで言って委員会160】メランコリー親父のやきう日誌 《2021年12月29日版》

岩嵜翔人的補償で中日入り.......

 

 

又吉克樹との「実質トレード」と見る向きも多い。たしかに、岩嵜クラスの投手を獲れるなら、金銭よりも人を選ぶ。‥が、この救援投手同士の交換により、割を食う格好となったのは、実、部外者の秋吉亮だったのではないか。

又吉の穴埋めに、同タイプの秋吉獲得はあり得た。しかし、岩嵜を獲れたのであれば、今さら秋吉を獲るまでもないだろう。他に獲るなら、今季は日ハム同様の貧打に泣いた中日なだけに、野手の方を選ぶにちがいない。別視点でみた「まさかの」プロテクト漏れである。

 

この秋吉しかり、近ごろはトライアウトに参加しない選手が増えてきた。背景にはそれまで築き上げてきたプライドであったり、トライアウトそのものの「合格率」の低さだったり。さらに追い打ちをかけたのは近年、各球団で見られる育成契約での囲い込み。

北海道日本ハムでも一度は戦力外となった4選手が新たに育成選手として再契約を結んでいる。これらが影響してか、年々受験者の数が減ってきているのが現状だ。

 

このままトライアウトに臨む選手が減り続ければ存続の危機にさらされる。トライアウトが無くなって困るのは選手だけではない。プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達】番組スタッフも同じである。

 

28日夜放送、2021年度版を見た。トライアウトシーンは、同番組にとって最大の「見せ場」。一発勝負のトライアウトが織りなす、特有な緊張感があるからこそ持っているような番組で、これが失くなってしまったら何の価値も見いだせなくなってしまう。

取材に応じた3選手のうち、トライアウトに臨んだのは高野圭佑のみ。他2選手、牧田和久と川原弘之はそうそうに回避の道を選択した。川原は福岡ソフトバンクの球団職員に転身という極めて現実主義な道を選び、牧田と高野はどこからも声がかからず「浪人」の道を選ぶという、最近お決まりなパターン。

今回はトライアウトシーンが少なく、場と時間が持たなかったのか、関係者からの電話と見せかけて、引っ越し業者とのやり取りを見せられた牧田のシーンには閉口。‥この番組の終焉も近そうだ。

 

彼の居ぬ間に埼玉西武リリーフ陣は大幅に強化された皮肉

牧田和久―埼玉西武ライオンズ (スポーツアルバム No. 45)

(C)amazon

 

しかし、筆者は物好きプロ野球ファン‥。ならばと、楽しみのひとつでもあった選手の「家族」の方に目を向けると、これが見応えたっぷり。番組史上最高ランクの美人妻 たちが豪華勢ぞろい(笑)。奥菜恵似の牧田夫人(抜群のプロポーション!)に、ポニーテール姿がよく似合う高野夫人と、今放送、選手そっちのけで見入ってしまったw 

 

興味深かったのは、この美人妻たち。選手から見てそれぞれ「年下」「タメ」「年上」とキレイに分かれていたこと。姉さん女房の高野夫人は現役続行(浪人)か引退かで揺れる夫を優しく諭すような感じで頼もしく、タメの川原夫人は『私も働くよ』と共闘の構えを見せ、8歳下の牧田夫人は、あくまで夫の意志を尊重していた。‥三者三様な夫婦の在り方が観れたのは、なかなか愉しかった。

 

2021年も、戦力外選手の進路は思うようにはならなかったけれど、こういった回を拝ませてもらえるなら、いや何年でも観たい(笑)

 

 

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