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【「背番号よもやま」大島康徳の英断?「プロ野球」ここまで言って委員会172】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年2月15日版》

毎年のようにトレードの噂が絶えない、阪神藤浪晋太郎

 

この前ハムとの練習試合で投げているところを観たけれど、いくら短いイニングとはいえストレートは常時150キロ台後半だった。往時の大魔神・佐々木でもこれほどのスピードは出ていなかったと思うが、投手の肝となる部分は、やはり制球力ということなのか。たとえフニャフニャなボールでも、ちゃんと打者を打ち取れるのは昨年の日本シーズ、ヤクルト・石川雅規が実証済みだ。その藤浪にも関した「二桁勝利」にまつわる、なかなか興味深い記事を発見.....

 

 

column.sp.baseball.findfriends.jp

 

2015年、平成27年より二桁勝利が遠ざかっているというから、なにか大昔の出来事のようにも感じてしまう。ようやくクジを引き当てた「ドライチ」だから球団も思い入れの強い選手なのか、眠りから覚めるのを期待しているのか‥‥いずれにせよ、もう出されない気がする。何度も候補に挙がりながらなかなかトレードに出されない巨人・小林誠司と同パータンで、球団の気骨さすら窺える(笑)

 

個人的に惜しかったのは、昨年まで埼玉西武に所属し、今季からBC栃木ゴールデンブレーブスでプレーすることが決まった 吉川光夫。彼も2015年に二桁勝利をあげたきりだから、藤浪と同位置につけていた。しかしながら近年、吉川の名を紙上で目にする機会があるとすれば【稲葉夫人の乱】があったときくらいなのでw、久々の朗報か。現在も栃木で左腕を振る、成瀬善久に続いてほしい。

 

 

◇「6」を汚した男

 

この季節恒例、選手名鑑を購入した。まだジックリとは拝めていないけれども、北海道日本ハムの項は駆け足で目を通した。

そこで初めて、新外国人のアリスメンディ・アルカンタラに背番号「6」を与えることを知った。同番号といえば「ミスター・ファイターズ」と評される田中幸雄氏から中田翔に受け継がれ、ダルから大谷への投手版「11」とまではいかないが、でもそれなりに球団内で重みのある背番号になる‥予定だった。

しかし、中田があんな去り方をしたせいで系譜などどうでもよくなかったのか、実力未知のアルカンタラに。‥いや、別に彼のチカラを軽視しているわけではないが、同じく新外国人のレナート・ヌ二エスには「5」を与えて連番となっているあたりに、うっすらそれを感じた。

 

 

カルビー1998 プロ野球チップス レギュラーカード No.161 田中幸雄

(C)amazon

 

田中幸の前にはBIGBOSSの打撃の師匠ともいわれる、柏原純一氏も身に付けていた背番号。栄えある「6」に泥を塗ってしまった中田の愚行がつくづく悔やまれる。

ちなみに、中日からハムへ移籍してきた大島康徳が球団に「6」を提示されたが、断ったという逸話もある。それで代わりにつけたのが 「11」

どちらかいうと投手寄りな番号で、当時も多少の違和感はあった。正確な理由は憶えていないけれど『「6」は若手に着けてほしかった』そんな経緯だった気がする(しかし直後に付けたのは同い年のイースラー笑)

その結果、長らくミスターファイターズの番号となって、大島氏の「11」は、のちに世界へ輩出した投手ふたりの背番号に‥。これは生前、よく自身のネタにしていた。

こちらは簡単には後進に譲れない、もはや「聖域」と化した感さえある。

 

 

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