こ、これはタイムリー.......
実は最近、今さらになって「ももいろクローバーZ」にハマっている。ダイの大人がなぜ、めちゃくちゃかわいいわけでもない小娘たちに熱を上げるのか‥‥いささか冷ややかな目でオジサンは見ていたのだけれど、ようやくマー君の気持ちが理解ができる気もした(笑)
なかでもリピートしまくっているのが【サラバ、愛しき悲しみたちよ】。リリースされたのが10年前の2012年。だから、本当に今さら感アリアリなのであるが、いえいえ、ただの中年親父の戯言では終わらないのでご安心を。
同曲の制作に携わった布袋寅泰。彼が19日夜にフジテレビ系列で放映される【まつもtoなかい~マッチングな夜~】なるトークバラエティ番組にて、我らがBIGBOSSと対談をするらしい。音楽界、野球界のファンのみならず、いったい両者にどんな繋がりがあり、どのような会話が交わされるのか、気になるところだ。
上の記事によれば、千鳥大悟×長渕剛コンビも参戦。【HeyHeyHey】の頃などにはMCの松本人志を蹴飛ばしていた長渕もw、年齢を重ね、今ではすっかり丸くなった。幅広い分野で活躍をみせる伊藤沙莉も注目株。‥筆者も、斯様な妹がほしかった(笑)
◇意外な日ハムファン?
続いて、作家・西村賢太の訃報。
54歳だったというから、あまりに早すぎる。尊敬していたのは、彼より4日前に亡くなった石原慎太郎氏。氏の追悼文を書ききって自身も逝ってしまうとは、それこそ小説の中に出てくるような話である。
芥川賞を受賞したのは【苦役列車】。何も前知識なく読んでいたら、作中に突如、日本ハムファイターズが出てきて面食らう。主人公がファンだったのだ。薄暗いあの小説の世界観が、客は疎ら、閑散とする当時の後楽園球場の雰囲気とマッチしていた。
【苦役列車】は作者の自伝だとも言われていたが、ただの「ネタ」として日ハムが用いられたのか、ご自身が本当にファンだったのかは、判らない。
映画版ではヒロインを前田敦子が務めた
(C)amazon
◇「ハム流」ツーストライクアプローチ?
16日付の読売新聞スポーツ欄を眺めていたら、同日の【キャンプリポート】が北海道日本ハムの回。ここに書かれていた文章、BIGBOSSの言葉と併せて甚く共鳴した。
かなり要約してしまうと『三振を減らそうぜ』と。カウントが追い込まれても、最低限『バットには当てていこうぜ』と。
その根拠として『何とか工夫して、当ててくれたら相手のミスもある』(BIGBOSS)。昨シーズン、我々もそれは痛いほど身に染みた。リーグ断トツ1位の1207三振は、球団ワースト記録を更新。一発はなし(リーグ最少の78本)。ヒットはおろか、バットに当てることさえもできなかった打線では到底、勝ち目はなかった。
BIGBOSSの言うとおり、三振では何も起きない。とにかく今季は三振の数を減らしてほしかった。追い込まれてからは特に「当てる」ことを意識した練習が繰り返されているという、今キャンプ。本番でその成果が観られれば、1試合平均3点ちょっとだった昨シーズンのような「惨劇」は、もう繰り返されないはずだ。