ピン芸人・陣内智則が自身のYouTubeチャンネルにあげていたゲーム動画を見入ってしまった.......
筆者が確認したのは【ファミリースタジアム】通称・ファミスタと【燃えろ!!プロ野球】同・燃えプロの初期版。いずれも昭和時代を代表する野球ゲームだ。昭和生まれのワシはもちろん、両ゲームともプレイ経験がある。
最初にファミスタ。容量の問題か、日ハムはまだ独立しておらずロッテとの混合チームだった。主に食品を扱う親会社同士、だからチーム名がフーズフーズ。不人気かつ弱小の両チームではあったが、発売当時、最盛期にいた落合博満と、エースに村田兆治を擁していたのは大きかった。‥なので、ハム側とすれば完全にロッテに「おんぶにだっこ」状態。
後年、その落合がまさかリアルにハムへやってくる事態が起こるだなんて思いもよらなかった。ちなみに阪急と近鉄も連合チーム(+南海)で、両チームは本当に「合体」してしまう(現オリックスバファローズ)。
燃えプロは陣内動画を視聴して、あらためてクオリティが高いと。ファミスタとちがい控えも多数いて、選手の使い分けが可能。そのときは拝めなかったけれど「乱闘」などの細かい演出も用意されている。
それにしても、ボブ・ホーナー(ヤクルト)の打率が作中4割6分台だったとは、誠に異次元。そりゃあ、バントでスタンドまで放り込まれてしまうわけだ(笑)
なにせ130試合制の長丁場。筆者は必然Lチームを選んだw
そんな思い出に浸りつつ、実、今記事でいちばん訴えたかったのは、ここにきて故障者が続出しているチーム状態。
「ゲーム」の良いのは、コレがないところである。しばらくしてから調子の良し悪し(選手の好不調)、先発投手なら中2、3日空けないと登板できないといった制限もできたりはしたが、基本的に、選手は欠けない。だから計算がたつ。毎試合。
もし、そうした故障などによって長期離脱される「アクシデント」仕様が作中に組み込まれていたとしたら、困るのはプレーヤー。これをリアル(現実)に置き換えれば、選手という駒を動かす監督である。
キャンプ中からBIGBOSSの期待も大きかった五十幡亮汰、野村佑希が相次いで離脱。さらに死球禍に見舞われた王柏融まで(執筆時点でケガの程度は不明)。もちろん、不運。本人だってなりたくてそうなったのではない。ただ、これらのメンツを眺めていてハタと思うのは、ちょっと‥ さすがに
ケガ多くねーか? と。
以前、五十幡について触れたときも語ったと思うが、そうしたレッテルを貼られてしまいがち。ここに清宮幸太郎まで加わるようなものなら、完全に「カルテット」が誕生してしまう。‥さいわい清宮は好調を維持しているようだから、なんとしてもそれだけは避けてもらいたい。
故障に強い躰で常時出場を。起用幅の広さでコントローラー、もとい指揮官を悩ませてほしい。