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【開幕投手は誰だ「新庄流」サプライズは不要?「プロ野球」ここまで言って委員会183】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年3月17日版》

15日付のスポニチ一面、唐突な【開幕投手に育成】の文字にビビった.......

 

 

そこに写っていたのは姫野優也。昨年、外野手から投手に転向した7年目の選手である。記事のニュアンス的に、それほど本気でもなかったようだが、先発登板した16日の埼玉西武戦の結果いかんによっては「有りうる」そんなテイだった。

 

その16日の試合では、1回5失点KOという無残な結果に‥。しかし、まァこれでよかったのではないか。

なまじっか好投をして、ヘンにBIGBOSSに色気持たれてしまっては困る(笑)。(相手先発投手の力量が落ちる)開幕3、4戦目にエース級の投手を充てるのがBIGBOSSの理念なんだそうだけれど、さすがにまだ一軍登板経験のない投手にオープニングを任せるのは酷だ。

仮に、その西武戦のように初回からKOを喰らうようなものならチーム全体の士気にも影響しかねない。開幕戦を「1/130」そう安易に捉えてもいいのはV9時代の巨人、川上哲治監督くらいだ。

それに、開幕であたる福岡ソフトバンクはエースの千賀滉大。あっちこそ打力で落ちるハム戦では千賀を温存し、次カードまで取っておきたい思いもあっただろう。それでも千賀を持ってきた。『開幕投手に格がある』といったのは、かつての指揮官だったか。まさにそれを地で行く人選だ。

相手はホーム開幕という事情もあるとはいえ、向こうがエースをぶつけてくる以上は、こちらも総力をあげて立ち向かうべき。むろん、BIGBOSSとて「捨て試合」にするつもりは毛頭ないのだろうが、相応しい投手を。落としてもいい試合など、本番(公式戦)では1試合たりともないのだから。

 

‥とはいえ、筆者も周囲をアッと言わせるサプライズ自体は嫌いではない。栗山政権下の斎藤佑樹抜擢だとかはシビれたし。ただ、さすがに姫野はやりすぎだと感じた次第。新生ファイターズの開幕投手には、いったい誰が選ばれるのだろうか。

 

今年のファイターズは開幕からスリル満点?

スリルライフ

(C)amazon

 

 

◇「開幕直前」戦力チェック

 

姫野の結果は残念。ただ常時150キロ前後を計測していたボールの速さは噂に違わなかった。

15日の埼玉西武戦で来日「初本塁打」を打ったヌ二エス。彼の評価が上々だ。筆者は、MLB時代の率の低さがいささか気になっていた。この手の外国人選手は大抵、日本の変化球攻めに苦労をする。しかし、そのホームランは変化球でタイミングを外されながらスタンドまで運んだものだった。左右両方向への打球も今のところ多く観られ、想像以上に「適応力」はあるのかもしれない。

 

他に評価を上げているのは、ドラ3ルーキーの 水野達稀。16日の同戦で同じく第1号。本職の遊撃守備では軽快な動きをみせ、打撃もここまでチームでは万波に次ぐ、9安打をマーク。攻守で開幕一軍入りをアピールしている。いまひとつ伸び悩み傾向にある同タイプの石井一成らとの相乗効果も期待したい。

 

 

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