「遊びます」発言に波紋‥‥?
いわく、福岡での三連戦は「遊び」らしい(苦笑)。とはいっても、ここにビッグボスなりの考えがあるのだと思う。いきなり三タテくらうようなものなら、彼に多くの期待を寄せていた人たちがシュンとしてしまう。やっぱり監督が代わっても、今年の日ハムはダメなのか‥。
しかし、そうした発言を敢えてすることによって、仮に三タテをくらったってOK。1勝でもできれば万々歳。だって端から本気(マジ)モードじゃなかったのだから‥。つまり「予防線」を張っていたというわけ。
‥分らんが(笑)。でも実は「気づかいの人」と評されているビッグボスならまったく考えられない話でもない。
一方で当事者にあたる選手たち、とりわけ福岡で先発を担う、半ば「当て馬」的な扱いをされる3投手が少し可哀想な気も。投手といえば12球団で唯一、開幕投手が明らかにされていないのが日ハムだ。これについて、ずっと煙を巻いてきたビッグボスだったが、報道によれば23日、自身のSNS上で「発表」するのだという。
ホーム開幕戦は上沢直之が濃厚
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野球ファン歴30年以上である筆者もアレコレ想像を張り巡らせていたのだけど、サッパリ読めなかった。さすがは奇人のビッグボスである。
世間をアッと言わせる(言わせたい)彼の人物像、ノーマルな監督ならまず持ってこないであろう投手とあれば、自ずと数は限られてくる。それを踏まえ、ワシが新庄監督ならどうするかと妄想をした結果、浮かんだのがふたりの投手。
ひとりがドライチの達孝太。高卒投手が開幕投手となれば、ハムの前身・東映の牧野伸(のぼる)以来、66年ぶり。新聞のネタ的にもおいしい。まだ実戦での登板はないようだが、実は秘密裏に特訓を重ねていて、満を持して開幕戦に充ててくる‥。監督就任会見で『(開幕投手が)ドラフト1位のコだったり』発言が伏線であったことに、周囲はそこで初めて気づくのだ。「劇場型」のビッグボスなら十分ありうる。
もうひとりは新外国人のジョン・ガント。参考までに新外国人の開幕投手なら2018年、ブライアン・ロドリゲスも務めている。同じく実戦での登板はまだないが、メジャーでの実績もある彼なら、そのサプライズ性以外に「実利」を得られる可能性も。
‥とかなんとか言いつつ、もったいぶったわりに何の奇策も弄さず「正攻法」で伊藤大海あたりが来たりしたらズッコケてしまうが(笑)。いちおう、23日の二軍戦に登板する選手が執筆時点で不明のため、行き違いの際にはご容赦を?
それにしても「遊び」が終わる札幌ドームでのホーム開幕戦では、ものスゴい演出が用意されているのだとか。ここに集中しすぎて福岡のゲームは‥‥そんなことはなかったと思いたいw
少し前にはビッグボスと親交ある【F山雅治来場か?】そんな報道も見られた。プロ野球ファン以外も大注目する新庄劇場「第二幕」。まもなく開演だ。