山川穂高の豪打を複雑な思いで見つめていた.......
8日の埼玉西武戦は、先制・中押し弾と、山川ひとりにやられた形。試合展開的にも痛かったが、それとはまた別の感情がもたげてくる。‥なぜ、ファイターズを山川を獲らなかったのだろう、と。
『自チームの主砲を出すわけないだろう』そう、お感じになった諸兄姉もいるかもしれない。たしかに今季好調な打棒を観ていればそうなるのだけれど、山川はここ2シーズン、不振を極めていた。昨年、一昨年はともに24本止まり。4番降格の憂き目にもあっている。
したがって『代わりにこちらの好きな主力投手ひとりあげますよ』とでも打診すれば、いささか投手力に難があるライオンズサイドは食いついてきたと思う(笑)。まさに出血覚悟のトレードだが、でも、それくらいおもいったコトをしないとチームは変わらない。きれいごとのように『うちは育成で勝つ』と言っても、限界はあるのだ。
その点、昔は主力選手同士の「世紀のトレード」なんてのもけっこう多くて、各球団の「本気度」が分かりやすかった。西武から秋山幸二を獲得したダイエーもそうだし、逆に西武視点なら古くは所沢移転の「目玉」として、阪神から人気選手の田淵幸一をトレードで迎え入れている。彼らが後の常勝軍団の礎を築いたのは疑いようのない事実である。
長打不足に泣いた打線、ハムとて来季オープンする新球場での目玉選手はほしかった。おまけに山川とポジションがかぶる中田翔が昨年退団。年俸面込みで、何も「障害」はなくなった。
しかし現状の活躍をみれば、もう埼玉西武が彼を手放すわけがない。すべてあとの祭り‥。トレードを画策するなら、やはり昨オフしかなかった。
その場かぎりの思いつきではない。昨年秋からワシは推していた
◇日ハム現役ドラフト会議
今年中にも「現役ドラフト」が実施されるのではないかとウワサされている――
近年は戦力外後にトライアウトを受験しても採用例が少なく、このような制度は選手にとっても非常にイイ試みであると思う。若干趣旨は異なるけれども、こういった妄想ならよくする。if ハムの選手がドラフト候補だったなら‥‥
北海道日本ハムに現在所属する全選手が対象。その際『誰に、何球団くらい指名が集まるか?』そんなしょーもない妄想(笑)。わかりやすく今回、試しにやってみたいと思う。
西武 (投)加藤貴之〇
横浜 (投)堀瑞輝×→伊藤大海〇
中日 (投)堀瑞輝〇
福岡 (投)堀瑞輝×→宇佐見真吾
広島 (投)上沢直之〇
楽天 (投)堀瑞輝×→野村佑希×→渡邉諒
巨人 (外)近藤健介×野村佑希×→達孝太
千葉 (投)堀瑞輝×野村佑希〇
阪神 (外)近藤健介〇
オリ (外)近藤健介×伊藤大海×→北山亘基
ヤク (投)堀瑞輝×→石井一成
あらためて陣容を眺めていたら「1位候補」が、本当に少ない(苦笑)
そんな中で一番人気を集めそうなのが近藤健介や上沢直之、よりも 堀瑞輝。昨シーズン最多ホールドを獲得した、球の強い左腕はどこのチームも欲しがるのでは。最多の6球団指名。
先述、山川に手痛い一発を浴びるも勝負はこれから
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「堀人気」の合間を縫って、上沢の「一本釣り」は過去の実績から見て広島あたりがやりそう。 是が非でも中継ぎ左腕がほしい千葉ロッテは100%、堀に行くはず。しかし、そこは外し、伸び悩む若手選手のカンフル剤として野村佑希を指名。東北楽天との重複のすえ引き当てた。2度外した東北楽天は今のチームに不足気味な「右打ち」「内野手」の部分を鑑みて、渡邉諒を指名。
巨人は近藤、その野村をお決まりのごとくクジで外し、将来性重視に舵を切って達孝太。第2の堀田賢慎を目指す? ソフバン・宇佐見1位とは大飛躍だけれど(笑)、甲斐拓也のバックアップ要員として彼は最適。その甲斐よりも今季は打っているし、他にめぼしい選手がなければ的確に弱点を補うのもひとつの手だ。
リアルでドライチだった清宮幸太郎、吉田輝星は人気者とはいえ、現状「1位」は難しそう‥。せいぜい2位か。
‥‥こんなコトをしょっちゅう妄想している、きょうも脳内平和の野球バカ親父であったw