ストレス緩和のため、ここのところ毎晩試合観戦のお供に酒は欠かせない。
ところが先日、マジな話、精神安定剤まで服用してしまった。とりわけ10日のオリックス戦などひどい試合内容で拙守に拙攻、走塁ミスまで加わって怒りから、なかなか寝付けなかったことにより.......
なんでこんな命削ってまで、野球観なあかんねんw
まったく‥。ホームランが出るようになったのは結構だが、タイムリー欠乏症は相変わらず。11日現在、115得点は埼玉西武と並んでリーグ第3位の数字なのだけれど、そこまで点が取れている印象はない。そのオリックス戦では初回の一死3塁、4回の一死2、3塁で得点を奪えなかった。この日にかぎらず決定的とも思われる得点機で凡打を繰り返しているから効率が悪いのだ。
そして、気になっているのが三振数の多さ。ペッパーだか何だか、キャンプ中あれほど三振を減らす練習をしてきたというのに、むしろ昨シーズン以上のペースで三振数を量産してしまっている。同日は山岡泰輔、平野佳寿2投手の前に10三振を喫し、勝利した11日の試合でさえも、オリックスの4投手から計11三振‥。
トータル323三振はリーグ断トツであり、1試合平均8.7個。このままいけば球団ワースト記録をつくった、2021年の1207を越してしまう勢いだ。発展途上な若い選手が多いゆえ、多少の三振の多さなら目を瞑る。けれども、せめて得点機では振り回すだけでなく、もう少し状況に応じた打撃をしてほしい。開幕前のBIGBOSSではないが、バットに当てれば何かが起きる。
それにしたって104回打席に立って、リーグ2位となる38三振のヌ二エスは酷い(苦笑)。ここまでチームの三振増に大貢献している新助っ人。当たれば飛ぶ(ホームラン)という次元でもないし、どこまでBIGBOSSも辛抱できるか。はやくも正念場だ。
期待の大きかった「ペッパー師匠」も、現在二軍調整中
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◇生ける「記録男」
登録名を戻して心機一転。巻き返しを図る金子千尋が11日、2019年以来の先発勝利をあげた。
埼玉西武の内海哲也が7日、ファイターズ相手に通算2000投球回を達成。昨シーズン2000投球回をクリアした金子は、同日時点で135勝をあげているその内海に次いで、現役の投手では6番目に多い通算130勝目。しかし、奪三振の数では内海の1514をはるかに上回る1718。こちらは4位に躍り出る。金子の上には岸孝之(1905)、涌井秀章(1893)、和田毅(1738)。本格派投手の証だ。なお、金子は同投球回以上の現役5投手の中で2番目に高い勝率.583を誇っている(成績はすべて11日終了時点)。
むろん、大半はオリックス在籍時代での記録のものだが、長くやっていればこその、こうした積み重ねてきた数字を見るのもまた乙だ。直接BIGBOSSに届ける勝利数もろとも、金子にはさまざまな記録を伸ばしていってもらいたい。