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【「無安打無得点試合」にまつわるエトセトラ「プロ野球」ここまで言って委員会217】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年6月09日版》

ついに、やられてしまったか.......

 

 

今永相手にノーヒット・ノーランを。「被」無安打無得点試合はハムにとって、1985年以来だというから、だいぶご無沙汰である。筆者もそのとき生まれてはいたが、まだ幼かったのもあり、実質くらうのを観たのは生涯で初めてだ。

札幌ドームでノーヒット・ノーラン自体が初。それを聴き「あとひとり」のところで逃した多田野数人の記憶を呼び起こさせたのは、執念深い性格のワシくらいだろうか(笑)

 

しかし、本当に出るときは出るものだ。先月にも福岡ソフトバンク東浜巨が同記録を達成したばかり‥。こういうのは『連鎖反応的に生まれる』趣旨のエントリを以前に綴っていたのだが、あらためて思う。

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

ちょっと調べたら先述の1985年、西武の郭泰源にやられてから5日後に、今度は日ハムの田中幸雄投手が近鉄相手にやりかえしている(37年前の本日!)。1995年には短期間のうちに三度も。

7月にハムの西崎幸広が西武戦で。翌8月にオリックス佐藤義則近鉄戦で達成して(当時最年長)、この2週間後にはヤクルトの助っ投・ブロスが快挙を成し遂げている。‥こんな具合だから、完全試合ノーヒット・ノーランが今後も出続ける可能性がなきにしもあらず、といったところ。

 

快速球から「オリエンタルエクスプレス」の異名を持った、郭

BBM1993 ベースボールカード レギュラーカード No.455 郭泰源

(C)amazon

 

話を現代に戻すと、今永の試合。終盤までわりとワシは悠長に構えていたのだが‥‥。スコアが「0-0」だったのもそうだけれど、1安打で勝利したオープン戦や、佐々木朗希に8回まで完璧に封じられながら試合には勝った4月17日の千葉ロッテ戦のように、きっと最終的には勝つのだろうと。それがBIGBOSSが根差す野球のはずだと。‥なのに、まさかそのまま何のドラマも起こらずにアッサリ終わってしまうとは(苦笑)

 

こうした記録が生まれる場合、運による部分も大きいと言うが、たしかに首位打者松本剛が第1、第2打席で放った飛球もヒット性だった。今川優馬が放った第2打席のライナーも、完全にセンター前に抜けてもおかしくない打球であったが、こちらは今永自身が好捕して事なきを得た。完敗である。

 

くらったのが37年ぶり。しかし「する」方も前述の西崎以来、27年間も、日ハムの投手からは出ていない。ここは(札幌ドームより)打者有利になるとも聴く、新球場へ移る前にぜひ目指してほしい。

仮に現代で達成されようものなら『現役メジャーのダルビッシュ大谷翔平も日本で果たせなかった』の肩書がもれなく頂ける(笑)。ハム先発陣も「時代」に乗っかっておきたい。

 

 

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