弱い、弱すぎる!!
某ローカル局で放映されていた、和菓子メーカーのテレビCMではないが、ついに借金「20」の大台に到達‥‥。
6日の千葉ロッテ戦もどこかチグハグだった。継投の失敗は、いつものこと(笑)。目に余ったのは攻撃面で、アルカンタラに代えてヌ二エスを代打に送ったり、宇佐見真吾に代えて谷内亮太を以下同文。
こうした奇をてらった采配はうまくハマれば賞賛に値するけれども、逆なら問答無用で愚策と切り捨てられる。後者は得点圏打率の高さ(勝負強さ)から谷内を選択したのだろうと聴いて納得したが、アルカンタラとヌ二エスの違いは、素人にはちょっと解からない(笑)。打率的には絶対アルカンタラのはずだけれど、まぁ確かに近ごろ調子を落とし気味ではあった。
終盤にニ度あった、無死一塁の場面。ともに送りバントを命じた。最初に犠打を決めたのは、松本剛。チームで一番‥いや、パ・リーグで一番打率の高い打者だ。みすみすワンアウトをあげてしまうのがもったいない気もした。しかし後続に復帰した近藤健介と成長著しい野村佑希が控えていたから、正攻法ではあったか。
二度目は9回、上川畑の死球によって得たチャンス。こうした局面、一般的には点が入りやすいというが、今の日ハムにかんしては例外(笑)。‥拍車をかけてイヤな予感がしていたのは、送ったところで清宮幸太郎に走者が還せるのか? ということ。たしかにこの日は1本塁打を含む2安打放っていたが、なにぶん得点圏打率が1割台のバッター。
SNS界隈ではソロアーチばかりの清宮の名をもじって「ソロ宮」と呼ばれている(笑)。力んでしまうのか何なのか理由は分からないが、チャンスにめっぽう弱い彼に期待しろというのが土台ムリな話であった。
ソロ宮でもいい。今季は20発以上を
(C)amazon
最近ネットニュースなどで「トレード」の文字をよく目にする。トレードの期限が今月末に迫っていることから各球団弱点を補うべく「駆け込み」で成立を目指すのか?大体そんなテイである。
当然、低迷する日ハムがらみも多い。しかし借金を20もかかえて、CSを目指せるわけでもなく、今さらどうのといった話(笑)。別に無理にする必要もないと思うが、あの球団OBは意欲的だ。
岩本勉。なにやらYouTubeで渡邉諒をタマにして投手を獲った方がいいなんてことを口にしていたそうだが、やめてくれ。個人名を出すのはさすがにアカンだろう。しかもシーズン中に。
同じ奔放でも故・金田正一さんのような影響力を持った「超大物」ならともかく、あなたの場合はおもしろおかしく取り上げられるだけ。コレが耳に入れば渡邉当人だっていい思いはしない。いくらBIGBOSSとお友達だからといって、あまり調子に乗らないでほしい?
日刊ゲンダイで見た当該記事は、可能性としては個人的にもアリそうかと.......
宮西尚生をトレードなんかに出したら、それこそ事務所に抗議が殺到しそうだけれど、ここはレギュラーだった生え抜き選手を躊躇なく自由契約にしてしまうような球団(苦笑)。全くないとは言えない。
開幕して間もないころのオリックス戦。紅林弘太郎に申告敬遠、「吉田正尚勝負」の指示に、明らかに不満そうにする宮西の姿があった。その吉田に決勝打を打たれ、結果として宮西の「予感」が当たってベンチへ引き下がる際に、BIGBOSSが謝罪するシーンが観られた。‥あれ以降、両者の関係が少々ギクシャクしたようにも感じた(あくまで個人的な見解)。
その後ファーム行きとなり、デビューから続けてきた連続年50試合登板に黄色信号が灯っているとあって、宮西はモチベーションを保てるか‥『となれば、いっそ他所に』そう考えてしまった筆者は、浅はかなのだろうか。
最大の功労者ゆえに「天下の巨人軍」で花道を飾らせるという風潮は以前によく見られ、現役引退後の仕事にもプラスになることから、当時もわりと好意的に捉えられてきた。したがって本件も、巨人前提にはなるのだが。
2位とはいえ、首位から10ゲーム以上離された「崖っぷち」の球界の盟主との仰天トレードは、はたして起こりうるのか――