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【2022「北海道日本ハム」敗因を探る VOL.1「プロ野球」ここまで言って委員会243】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年9月01日版》

9月‥‥大半が優勝争いやCS進出に向けて総力戦の様相を見せるなか、近ごろの北海道日本ハムといえば、誰々が始球式にやってくるだの、誰々が「きつねダンス」を踊りに来ただの、そんな話題ばかり(苦笑)

唯一、タイトル争いに絡んでいる松本剛のネタは救いだけれど、これも、今の時期からしているのは他に目指すべきところがない、チームとすれば哀しい。

 

関連記事でひとつ気になったのは、トレイ・ヒルマン元監督の札幌ドーム来場。ビッグボスからは『次の監督を狙っているのでは?』などと、またいつものジョークが飛び出していたが........

 

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ヒルマン氏に現場復帰の意志はあるのだろうか。あるのかないのかは別として、今おもえば‥だが、奇抜な采配や選手起用をするビッグボスや前任の栗山英樹と比べ「ノーマル」というか、かなりオーソドックスな監督だった。こういったノーマルな感覚の持ち主の人材が、今の日ハムのベンチには必要だったと感じる。これも今おもえば‥だが。

 

憶えていない人が大半だと思う。新庄剛志の監督就任が決まり、筆者はヒルマンをヘッドコーチに推していた。ペナントレースも終盤戦を迎え、あらためて自分のその予見は正しかったかと。

‥いや、厳密に記せば『どうしてもヒルマンにやってほしかった』というわけではなく、今の林孝哉HCがダメだと言いたいわけでもない。ただ、過去に指導者経験がなく「現場」からも遠ざかっていた今回のビッグボスのような新人監督には、相応の人材を傍らに置くべきだったと、それを言いたいのだ。

 

林HCしかり、ビッグボスを支えるべくコーチ陣はみな歳下で、基本「イエスマン」の顔ぶれ。ボスに進言できるコーチなどいないのではないか。

これは何も反発しろと言っているのではなく、たとえば先月30日のライオンズ戦のケース。満塁からエンドランを仕掛けて、みすみすチャンスを潰してしまったシーン。‥あそこで『初回だし、もっとじっくり攻めてきましょうよ監督』『相手はエースだけど、こちらも上沢だから大丈夫です!』そのようにモノ申せるコーチが配下にいたなら、また違った展開があったかもしれない。

 

その点、就任初年度に「梨田色」の濃い、けど指導者経験も豊富な福良淳一を「あえて」残していた前述の栗山氏は、やはり利口な監督であったと思う。

おそらくビッグボス政権は来季以降も継続されるはずで、今からでも遅くない。球団はコーチ陣の再編成も視野に入れるべきではないか。必要なのは、ときに「暴走」しがちなボスを止められる、そんな人材(了)

 

 

risingham.hatenadiary.com

 

 

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