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【絶対保証?「札幌ドーム」名シーン集「プロ野球」ここまで言って委員会254】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年9月29日版》

20年に亘って非課税で資産を運用できる「つみたてNISA」というものを以前から始めている。これの詳細は各種HPをご覧いただくとして、しみじみ‥‥20年って、長ぇなとw

28日の最終戦セレモニー。北海道移転後のファイターズ、栄光の歴史を振り返る映像を観ながら、まだ19年しか経っていなかったことにあらためて気づき、それに匹敵する年月、幾ばくかのカネをひたすら積みたてていくのかと思ったら、なんだか途方もない気がしてきてしまい‥。

えぇ、所詮いち庶民の発想です(笑)。にしても、19年間分がつまった件の映像には爺も涙腺が緩みっぱなしであった。‥ダルビッシュ氏、来年帰ってくるの?w

 

ビックボスの「お言葉」に、二重でドキッとした。『BIGBOSSのユニフォームを脱ぎます』発言のあと、あまりに(スタンドで)反応がなかったため内心焦っていたらしいが、お客さんも行動を読んでたんじゃないの? 幾分やりすぎたがためにエンドランや重盗を相手に阻まれた終盤戦の戦いのごとく(笑)。奇人ビックボスが、このまんま引き下がるわけないと。

そうしたら案の定、「BIGBOSS」の登録名だけをやめるとのこと。本名に戻して再出発。‥背番号はそのまんまなんかい!というツッコミが起きたかどうかは定かでないが。せっかく筆者もその呼称に一年間付き合ってきたというのに、今さら「新庄監督」に戻すの、若干気恥ずかしいなw

あと、挨拶のなかで『ファンは勝ち試合を観に来ている』『勝つ気あるのか』といった種の、いささか喧嘩腰口調な発言が、自分のことを言われているような錯覚を覚えて怖かった!新庄サン、今季は色々すみませんでした(笑)

‥でも、続投を望んでいたのはワシだって他のファンと一緒。現役時代、弱小ファイターズをわずか3年で日本一にまで導いてくれた。今度は監督として起こす「奇跡」。当然、期待している。まずは開幕戦、幸先よく加藤で勝とう。おあとがよろしいようで(ベタ)。

 

 

◇札幌ドーム「名シーン」トップ10

 

札幌ドームラストイヤー。先日、お立ち台にあがった中島卓也が同球場での思い出を尋ねられるシーンがあった(2016年の日シリ、西川遥輝のグラスラを挙げていた)。そこで、大半の試合を観てきた、目利きに自信のある筆者が「客観的」に、札幌ドームで盛り上がった試合、演出の数々をランキング形式にして挙げてみようと思う。送られた声援の数、歓声の大きさをデシベル(db)と表し、以下に記す。

 

現役引退が決まった福留孝介が第1号

札幌ドーム―動くサッカーフィールドと多目的デュアルアリーナ

(C)amazon

 

10位:32db「9人がお立ち台」2008年

 

嘘のようなホントの話(笑)。打順に、行進しながら現れた9名の選手が印象的。さすがに記憶が薄れかけていたので詳細を追ったら、9名中、高口隆行のみ途中出場だった。

 

9位:44db「チーム初!ノーヒットノーラン達成」2022年

 

まだ記憶も新しい、ポンセの偉業。札幌ドーム初および北海道に移転してきてからチーム初の「ノーノ―」投手が誕生した。今年は逆に横浜DeNAの今永相手に同地で食らわされていただけに、感慨も一入。

 

8位:53db「飯山裕志プロ初ホームラン」2010年

 

これは少し個人的な感情も込みになってしまうが、守備の名手・飯山の初ホームランが劇的だった。ビハインドの9回ツーアウトから放った「まさかの」同点スリーランに、ファン熱狂。けっきょく通算での本塁打はその1本で、逆に印象度を高めている説。

 

7位:60db「ハンカチ王子、北海道見参」2010年

 

大フィーバーを巻き起こした、佑ちゃん。ドラフトでクジを引き当てた藤井社長(当時)も一躍時の人にw はじめて札幌ドームに訪れた際の学ラン姿も初々しかった。

 

6位:77db「寿司握った!栄光への14連勝」2016年

 

これも9回に田中賢介が同点アーチを放って試合を振り出しに戻し、延長回に飛びだしたB・レアードの劇弾。球団タイ記録となる14連勝目はドラマチックだった。ファイターズはこのまま優勝へ突き進んでいく。

 

5位:86db「4番が魅せた!開幕サヨナラグランドスラム」2019年

 

オリックスとの開幕戦。4番の中田翔が豪快にしばき上げた。前の打者が敬遠され、壇上でおもわず『舐めてんのか』。意地の一振りに、いつものアンチも大興奮?

 

4位:102db「極上の一打!スレッジ・ハンマー」2009年

 

2009年、東北楽天と当たったCS。世は同シリーズをもって勇退することが決まっていた「ノムさん」一色。しかし、3点ビハインドの9回にスレッジが逆転、サヨナラグランドスラム。ファイターズを率いていたのが梨田監督とあって、2001年の近鉄北川博敏のV弾と重ねた野球ファンも多かった。

 

3位:125db「走者追い越しで幻の‥」2004年

 

現監督のSHINJOがやはり満塁から、逆転サヨナラホームランを打つも、走者を追い越して単打扱いにされるという、最高のオチ。‥たまに当時の映像をみることがあるけれど、まだ移転まもない当時の札幌ドームの熱気が誠にエグい。相手捕手の城島健司も、熱狂的で知られる『福岡ドームよりすごかった』。

 

2位:144db「25年ぶりリーグ優勝!その裏で‥」2006年

 

覇権をかけ、ソフトバンクと争われた当時のプレーオフ。9回2死1、2塁から稲葉篤紀の内野安打で森本稀哲が生還。ファイターズがサヨナラでリーグ優勝を決めた。これと同じくらい有名なのが、斉藤和巳が同僚に担がれながらベンチへ退くシーン。「激闘」を象徴していた。

 

1位:200db「指名打者解除」2016年

 

クライマックスシリーズ大谷翔平が国内最速となる165キロを記録。球場を大いに沸かせたが、いちばん盛り上がったのは、この直前。大谷が抑え投手として登場した場面だ。DHを解除しての登板で、まさしく「二刀流」の真骨頂を見た思い‥。海の向こうで次々快挙を成し遂げる大谷は、ファイターズの誇りでもある。

 

 

‥いかがだったろうか。思い当たる至高のシーンをすべて挙げたつもりだけれど、想いの強さは、まぁ人それぞれだ。晩年は球団と札幌ドーム側との間でゴタゴタもあったようだが(苦笑)、あまたな記録とすばらしい記憶を多く残してくれた同球場に感謝したい。

 

 

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