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【「オリックスバファローズ」の違和感&(秘)山本由伸「プロ野球」ここまで言って委員会265】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年10月27日版》

26日、TBSで放映されていた日本シリーズ。この中継を観ていて気になったのは、シリーズでの両チームの対戦成績に、2001年のものがあったこと。同年パ・リーグが出場したのは「バファローズ」ではあったが、オリックスではない。近鉄だ。

このオリックス近鉄の扱われ方について、昨年も石田雄太氏が週刊ベースボール誌上のコラムで見解を述べていたと記憶。‥後にオリックス近鉄球団と統合したのでそこにカウントされていても間違いではないが、そんなコトより、自分が以前より疑問に感じていたのは「旧バファローズ」ファンはどこへ行ったのだろうと。

たしかに今のオリックスバファローズを名乗り、本拠地も大阪ドーム(現京セラ)を使用。しかし、だからといってオリックスを応援する気にはなれない。‥ワシならば。

時おり近鉄時代のチャンステーマも耳にするので、オリックスに移った「旧バファローズ」ファンも存在はするのだろうけれど、周りに当該ファンがいなく、確かめたこともないので分からない。オリックスバファローズ‥‥合併当時、その愛称に違和感ありありだったのはよく憶えている。

 

いてまえ打線」は近鉄だけのもの?

近鉄バファローズ猛牛伝説の深層 (追憶の球団)

(C)amazon

 

 

そういえば先ごろ、三井住友銀行を名乗るところから詐欺メールが来た。

筆者も口座を持っているうえ、日本シリーズのスポンサーになっている関係で現在、さかんに同銀行のCMが流れており、実にタイムリーである。‥って感心している場合ではないが、皆さまも気をつけてほしいラグビー稲垣啓太が出演しているVerは好き)。せっかくなので今回は、日本シリーズに出ている選手の関連ネタを送ろうかと思う。

 

不動産会社の王手【オープンハウスグループ】が村上宗隆に3億円相当の家を進呈するとのこと。当初に予定されていた1億円から「爆上がり」の大盤振る舞い。‥まぁ彼は今季、それくらいの偉業を成し遂げたわけだし結構なことだが、弱冠22にして都内に一軒家を構えられる権利を持った、村上クンがまた何とも。ベースボールドリームである。

この報道を見、思い出したのは今から43年前の出来事。日本ハムからドラフト1位指名されたばかりの木田勇が契約金代わりに土地を要求した‥‥。彼は在京球団入りを希望していたのだから、当然「都内の一等地」をイメージしていたのであろう。当時の大社オーナーが『プロなら自分で稼いで買いなさい』そう諌めたらしいが、もっともである。よくも悪くも昔はこうしたツンデレ?ルーキーがたくさんいた。

 

パ・リーグでは初、二年連続で「沢村賞投手」に輝いたオリックス・山本由伸。

シリーズでは初戦に先発するも本調子からは程遠く、さらに故障によって途中降板と相成った。この山本に関するネタ、というか、個人的にどうしても書き記しておきたいのが北海道日本ハムファイターズは、彼を得意としていた点。

 

今季3試合に登板するも1勝1敗。対戦防御率3.05は全カード別でワースト。後半は、ハム戦の登板を避けている節すらあった。白眉は7月2日、7回途中5失点でマウンドから引きずり下ろし、文字通り KOした試合。ちなみにこの試合がなかったら、山本の今季の防御率は1.16まで向上する(最終1.68)。先発の伊藤大海が完封で山本に投げ勝ち、代打・上川畑大悟のタイムリー、捕手の宇佐見真吾が本塁打を浴びせるなど、今季のベストゲームといって差し支えないだろう。

興味深いのは昨シーズン、もっとも山本を打ち込んだのは千葉ロッテ。1勝1敗の同3.46。しかし、今シーズンは山本の5勝0敗、防御率1.53と逆に最大のカモとした。2022年シーズン苦手にしたハムとは昨季も0勝1敗。ただし投球内容は悪くなかったことから防御率2.08)、単に「巡り合わせ」の問題だけと感じていたら、今年も山本討ちに成功した。

 

これが最下位に低迷した北海道日本ハムの、数少ない「自慢」である。

 

 

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