センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【激辛口】 斜め横からみた 「世にも奇妙な物語 2022.秋の特別編」 ※ネタバレご注意

7年前にコンビニ強盗を働いた男が当時と「同じ服」を着ていて、それが決め手なり、お縄になった‥‥そんなニュースを少し前に見た。

 

大罪をおかしたわりに、そのへん無頓着だった犯人も犯人だけれど、服のくだり。‥これって傍から見たら「異常」なのだろうか。当方、数年前に買った服を何度も着まわしているし、なんなら15年ほど前に購入したスーツは今でも「現役」である。

 

そして今回は久々「世にも奇妙な物語」関連。近年あまりのクオリティの低さからもうこの手のエントリを綴るのはやめようかと思っていたのだが、プロ野球もオフシーズンだし、視聴自体はしたのだから簡単に触れておこうと。

放送後に確認すると、やはりというか低評価の嵐(苦笑)。おおむね下の記事に出ている視聴者様の感想のとおりで、昔からこの番組を観ている人はさすがよく解ってらっしゃる。

 

myjitsu.jp

 

なんだろう、今回の奇妙は「愛」がテーマだったの? 番組スポンサーでもあった「アイフル」のテレビCMではないが『そこに愛はあるんか』のごとく、家族愛や男女の愛をモチーフにした作品が、やたらに多かった。

上記感想でも見られたように、愛の物語や感動作と見せかけて、終わってみたら『実はそうではなかった』が番組「らしさ」、いちばんの売りであるはずなのに、わりと素直に終わってしまったというか‥。こんなのは世にも奇妙な物語ではない(笑)

 

象徴的だったのは1作品目。土屋太鳳主演の【元カレと三角関係】

‥いや、出だしはよかった。雰囲気もあったし、土屋の貴重な学生服姿披露もありーのw、その後の展開に期待を持たせた。だが、けっきょく「今カレ」と上手くという、ただただ味気のないラスト。感動しました!で拍手を送られる‥‥こういったのは、おたくの「月9」あたりでやってくれってつうの!

‥てっきり私はロボットになった元カレが今カレをこ〇してだとか、体を乗っ取ってしまうだとか【電気じかけの幽霊】のようなオチ、バットエンディングを所望していたのに(笑)。ただ、寝たきりの人などが自らの「分身」に脳波を送って‥は近い将来、わりと現実的にも有りえそうな話だった。

 

放送順通りにいくと、観月ありさ主演の【コンシュルジュ】

これもね、大体オチがどうなりそうだとか、読めませんでした? 「対象」がどんどんエスカレートして主人公に危害を及ぼす‥なんてのは過去にいくらでもあったし。もうちょっと「ひねり」が欲しかった。怖さで売るのか、笑いで売るのか、その線引きもやや曖昧だった印象。

 

場末の女優役

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画像はイメージ(C)amazon

 

つづいて沢村一樹主演の【わが様】

この話は先が読みづらかったけど、けっきょく何がやりたいのか、最後まで分かりづらいままだった(笑)。ただそれまで家族を顧みなかった、とんがった親父が「わが様」と出会って丸くなった‥‥というのは、かろうじて伝わってきたけれども。かわいいのか不気味なのか中途半端な「わが様」の正体もね、アレもどうなんでしょう。

 

演技に対する酷評が多かったw渡辺翔太主演【ちょっと待った!】

タイトルからして、まず期待薄。今回唯一のコメディにしても、もうちょっとネーミングセンスどうにかならなかったのだろうか。これ作ったの、たぶん「ねるとん世代」なんだろうね。

まぁ「奇妙」らしかったといえばそう。過去に行ったり未来に行ったりの時間軸系は、もっとも得意としているところ。色をつけたラストの演出はまずまずに感じたが、こちらも不満が多かった模様。ハッピーエンドはもういらんわい!と。

総括すると、番組ファンの感想というより世の中の人たちの多くが今、ささくれだってしまっているのかもしれない(笑)。『感動系・いい話系は一話だけにしてほしい』は筆者も甚く納得。それが許容の範囲内だろう。

 

 

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