日産のコマーシャルが胸熱.......
幾度となくドラマで共演してきた木村拓哉と松たか子のタッグ。ふたりが演じた【ラブジェネレーション】の哲平と理子が、そのまま齢を重ねてきたような自然体の感じがいい。
このドラマで思い出すのは年末に送られた【ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ】。90年代にヒットしたドラマをメドレー式でモノマネする人たちがいたのだけれど、世代的にビンゴ。たまらなかった(ラブジェネは似ていたが【あすなろ白書】のキムタクは似てなかった)。
いちばん好きだったのは【ひとつ屋根の下】ver。福山のマネする芸人は多いが、江口のあんちゃんや酒井のりピーを真似る人はそんなにいない。ゆえに貴重で、しかもそのクオリティが驚くほど高かった。これに触発されて年末、押入れからDVDを引っ張り出してきて「一気見」。当時の熱情が甦った。‥若かりし頃に「ひと屋根」のような名作と出合えていたのだから、もう少しマトモな大人になりたかかった(笑)
ここからは、主に年末年始の特番について放送順不同で感想を述べていきたい。7日現在からすると、いささか鮮度に落ちるものもあるがご了承を。
2022年はレベルが高かった。前年覇者の錦鯉・長谷川が『今年だったら優勝できなかった』そのような旨の発言をしていたが、おそらくホンネだろう。
最終決戦まで勝ち残ったのは「さや香」「ロングコートダディ」「ウエストランド」。漫才、コント、悪口(笑)と、それぞれ持ち味が違っていて見応えあった。が、まさかウエストランドが栄冠を勝ち取るとは。素人目でもおもしろかったし、笑えたけれど、最終までいけば審査員の松本人志あたりがネタにも「格」を重視するのではないかと見ていたら、あっさり認めていた。シンプルにおもしろければ(笑いが取れれば)いいみたい。少々考えすぎたようだ。
まぁ考えてみたら、かつてのビートたけしや爆笑問題の太田光も有名人やらの「ディスり」を十八番としていた。彼らくらいになればそんな問題にはならないだろうが、ウエストランドは大丈夫か。あまり調子に乗りすぎると、色んな人を敵に回して潰されそう(苦笑)。そうならないコトを願っている。
この方の初登場もネット民をザワつかせた (C)amazon
12月21日放送分、人気企画「モンスターラブ」より。ここでは番組の細かい趣旨などは割愛させてもらうとして、クロちゃんに新しい彼女ができた日。しかしながら、リチ(彼女)にはしてやれらた。クロちゃんに『口臭い?』そう問われ、あれだけ自然に『臭い!』と即答していた彼女がマジラブだったとは。本当に相手のことが好きなら口臭すらも気にならないということか?
放送を観ていて、いちばん筆者が感心してしまったのは、リチ‥‥キスうまなかったかw
がっつくようなクロちゃんの唇に、都度ジャスト☆フィットするリチビル。一瞬、彼女が常盤貴子かと‥‥。クロちゃんを相手に不覚にも、少し興奮してしまった(笑)。その過程を知っていただけに、多くの視聴者が彼らの門出を祝福したことだろう。
以前から感じていたこと。ワシは紅白を生観覧したことがないから分からないけれども、スタジオや外から中継のときは、観覧者もテレビ視聴者と同じように、ただ映像を観ているだけなんでしょう? アレって 場がシラケないの?
今回は歌手活動〇〇周年やら、そういったアーティストがいつも以上に目についた。そんな内々な〇〇周年を『わざわざ紅白で祝うな』と思うのは私だけ? その年ヒットした曲を唄う紅白は、もう終わったらしい。
オオトリ・福山雅治の上下ピンクのスーツには度肝ぬかれた。【桜坂】にかけたのだとしたらあまりに安直である。個人的に印象に残ったのは加山雄三、の歌唱後、黒柳徹子とのやりとり。89歳と85歳の掛け合いをテレビで拝めるとは‥。長寿大国ニッポンの縮図を見た思い。
◇路線バスで寄り道の旅 ~新春スペシャル~
昨今、似たような番組があってタイトルを見ただけではピンと来ないかもしれない。筆者が観たのはテレ朝発、徳光和夫と田中律子が送る、それである。
新春スペシャル、最高に愉しかった。なにせゲストに一時代を築いたバラドル、森口博子・松本明子、島崎和歌子が総出演。愉しくならないわけがない。なかでも森口のトーク力は錆びついておらず、容姿も我々がよく観ていた、ほぼ?あの頃のまま。彼女の圧倒的存在感によって、島崎和歌子が霞んでしまうほどであった。
前後編で送られ、後半も石野真子と菊池桃子がゲストの絶妙チョイス。‥この番組、たま~に現役のアイドルも出演するが、いっそ中高年の視聴者層向けにシフトチェンジしてみては。酸いも甘いも知った彼女ら方が奔放な徳光(81)の労わり方、取り扱い方を熟知している。
その他【相棒】【コンフィデンスマンJP】などについても触れてみたかったが、ある程度括りを設けた方がいいので、それはまた別枠で。以上、ここまで駄文に付き合ってくれた方々、ありがとうございます。