センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【「ちっさい」が不利は ただの先入観の件「プロ野球」ここまで言って委員会298】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年2月04日版》

2日付の関東版スポニチ一面を飾ったのは、ファイターズのドラ5・奈良間大己――

 

 

いやはや、ボス談「なまら君」って、そんなにすごいの? 前評判と話題性から矢澤宏太と加藤豪将を取り上げるメディアが多数なものだから、完全にノーマークだった。

訊けば常葉大菊川高時代からショートを守り、その豪打ぶりから「静岡のジーター」の異名を持ったとか‥。どんだけ。

 

www.sponichi.co.jp

 

ドラフト時にザッと指名選手のプロフィールを眺めていて、奈良間の項、野球選手にしてはいささか小柄なのは気になった。公表されているのは身長172センチで体重が72キロ。

身長はワシと同じ‥なのはどーでもいいとして、この奈良間のサイズ‥実、守備に定評がありながら打つ方がからっきしだった上野響平(昨オフ戦力外、現オリックス育成)と、ほとんど一緒なのである。

スタメン起用もあり、守りで光るプレイを見せていた、まだ3年目だった上野‥。高校出のドラフト3位であれば、アマチュア時代の評価は相当に高かったはず。それにも拘らず、スピード解雇されてしまうのは大抵、素行不良の面が見られたり、野球に取り組む姿勢云々で見切られてしまうケースが、ハムにかんしては多かったのだけれど「素朴」を絵に描いたような上野にかぎってそれはないだろう。‥よって、あまりの貧打が仇となってしまった可能性が高い(昨シーズンの打率.074)。同じポジションを守る、同じサイズの「なまら君」の打撃力は一体どうなのか。

 

調べてみたら大学通算で73試合の出場、打率.265 本塁打3 打点24で盗塁が20‥。まぁ一定の基準は満たしている?

ただ小柄でも打撃に秀でた選手(内野手)も過去にたくさんいた。いてまえ打線不動のリードオフマン大石大二郎は身長160センチ台だったし、記憶に新しいところではチーム1の小兵でありながら一年目から高打率を残し、本塁打も記録した上川畑大悟だっている。彼らとまったくタイプは異なるが、先日亡くなった門田博光氏もジャスト170センチ。低身長のハンディを微塵も感じさせなかった。

 

上野ではないが、奈良間の前評判といい「走守」の心配はさほどしていない。人間性に優れているとの報もある。あとは打撃面でいかにアピールできるか。前出の上川畑含めた、内野の熾烈なポジション争いに勝つには、やはり最低限の打力も持ちあわせたい。

 

 

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ