センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【ここがヘンだよ?エスコンフィールド北海道&「北山亘基」先発転向「プロ野球」ここまで言って委員会322】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年4月19日版》

信じられん‥。埼玉西武主催の試合で東京ドームに41000人越え。WBC東京ラウンド並みの集客である。

 

これ、毎回不思議に思うのだが、西武とか千葉ロッテ福岡ソフトバンクあたりが同地で試合をするとたちまち超満員。‥近ごろ巨人戦でも4万人に届かないことはザラにあるし、もっとひどくて以前本拠地にしていた日本ハムが時々試合をすると、スタンドの半分程度しか埋まらないケースも、しばしば起きるというのに。

やはり年間1、2試合あるいは何年間に一回の「レア感」が当該ファンたちを駆り立てるのだろうか。東京にもそれなりに相手ソフトバンクのファンはいたはずだが、しっかり球場全体の雰囲気が西武の「ホーム」になっているのが凄かった。

 

一方の北海道日本ハムときたら‥。18日の千葉ロッテ戦、開幕から3週間弱でエスコンFの観客数が2万を割り込んだ。早くも「新球場バブル」が終焉してしまったのか‥ はたまたチームの低迷が起因しているのか‥は、わからない。ただ、見た目には16000人も入っていたようには感じられないほど、実に寒々しい光景であった。

ただ気になって、札幌ドームに移ってきて間もなくの頃を調べてみたら、北海道移転初年の2004年。今回のエスコンFと同じ条件の、初の「夜間平日開催」となった観客数の推移を見てみるとオリックスとの三連戦、すべて10000人だった。当時は実数発表をする前であったから、おそらく相当水増しして、この数字である。札幌市内にあって比較的アクセスがよいとされる札幌ドームとて、移転初期は客集めに苦労していた。

なるほど、となればそれほど悲観することもないのか。チームが強くなって優勝争いに絡めるようになったら以前の札ドのように、平日でもお客が入るようになる。チームが強くなっていけば‥。

 

実、試合を観ながらその「不入りっぷり」より気になったのは、ワイルドピッチいわゆる暴投の多さ。そりゃ長く放っていれば投手がコントロールを乱すこともあるだろうが、それを捕手が「受け止められない問題」が浮上。

当日務めていた解説者が頻りに「不規則なバウンド」を指摘していた。だから捕手が止められないのだと。もしそうだとすれば球場の‥ 厳密にはグランド土の問題である。‥本当にこの球場、大丈夫か?

もっとも他チームの投手はファイターズ投手陣のようにワイルドピッチを頻繁にはしていないので(笑)、単に技術面の問題の可能性もあるが、先の本塁からバックネットまでの距離が規則に反していた点といい、あらたに露見した、左翼フェンスまでの距離が短かったことといい(左右が非対称の構造が仇に?)、積み重なった、いささか施設面での不信感は拭えない。‥とにかく、ワイルドピッチに関しては勝敗にも直結してしまうので、一刻も早い原因の究明が待たれる。

 

(C)amazon 関係者は一読の価値あり?

マスコミがスルーする ファイターズ新球場がダメな9つの理由: エスコンフィールド北海道が抱える問題点

 

 

◇不安だらけの中継ぎ

 

先日、北山亘基の先発転向の報がニュースにあった。ファームではさっそく先発を務めており、適性が試されている。

抑えがダメなら先発‥ 素人目にもそんな簡単にはいかないと感じるが、ハムでいえば増井浩俊の「好例」はあった。考えてみれば、速いボールと落ちるボールを駆使する増井に、北山はタイプ的に似ている。転向直後、ファイターズ時代の増井の投球ぶりを参考にしてみるのもいいかもしれない。

ワシ的に、この北山よりも「おっかない」のはブライアン・ロドリゲス。ひとたび走者を許せば、もう自動盗塁状態(苦笑)。あれ本当にどうにかならないものか。1点も与えられない、終盤戦で彼の登板は非常にリスキーだ。先日のソフトバンク戦でも先頭の周東佑京にヒットを打たれ(よりによって)、案の定「簡単に」盗塁を決められて、チームはサヨナラ負けをくらった。こんな光景、幾度観てきたことか。

何年も日本でやっているのだからクイックの仕方をさらに改善するか、ボール自体はめっぽう強い、いっそ彼のような投手こそ先発をやらせてみるのも手ではないか。『1点くらい与えても大丈夫』の心のゆとりが、逆にロドリゲスにとってイイように作用する気がしないでもない。

 

しかし、そうなれば中継ぎ以降が一気に手薄となる現状のハム投手陣。ジョン・ガントは何をやっているのか(14日の巨人戦で大炎上w)。真の「助っ投」求ム。

 

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ