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【江越大賀の不思議&新ユニフォーム所感「プロ野球」ここまで言って委員会331】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年5月13日版》

新庄監督プロデュース、黒と赤を基調とした限定ユニフォーム.......

 

実際に観てみると、想像以上にインパクトがあった。当日解説を担った岩本勉氏が過去の韓国のチームに喩えていたが、コレ↓だろうか。なるほど‥ たしかに色づかいは似ている。ファイターズのほうが、もう少しセンスはよくなっているが(笑)

 

column.sp.baseball.findfriends.jp

 

韓国といえば従来のユニフォームが『サムスンライオンズ?っぽくて不満』という話を以前、ここでした。だが、不思議なもので見慣れてくると、結局あの青白ユニも、なんだか今では心地よく‥。デザイン自体は至ってシンプルなものだけれど、長く着るなら、かえってそれくらいが丁度いいのかもしれない。ド派手な襟付き・赤黒ユニがオールシーズン不向きなのかは別として。

 

「お披露目」となった13日の千葉ロッテ戦。3回にファイターズが集中打をみせ、投げては先発の加藤貴之が今季初完封。5-0の快勝だった。

それにしても加藤の『四球から崩れない』というのがいい。何とも言えない安心感がある。他の先発では上沢直之あたりが今季は、制球面で苦労しているシーンが目立つだけに、よけいに加藤の雄偉さ感じる。本調子ではないながらも気づけば2023年シーズンも13日現在、51回1/3を投げて与えた四死球はわずか3。平成時代に左腕エースとして鳴らした武田勝のさらに上を行く精密機械ぶりだ。

いつも飄々としている加藤でさえ、半年も前の開幕投手任命は相当プレッシャーに感じていたらしい。そりゃそうだ。ケガなどで抜けてしまうわけにはいかないから、自主トレ期間中から細心の注意をはらって身体のケアをしてきたにちがいない。‥開幕投手予告は、当時わりと肯定的に捉えているファンも多かったようだが、もう止めた方がいいだろう。春先ややペースを乱してしまった要因がそこにあったのだとしたら。

 

(C)amazon ようやく2勝目(2敗)

プロ野球チップス2023 第1弾 reg-028 加藤 貴之 (日本ハム/レギュラーカード)

 

加藤とともにお立ち台にあがった江越大賀。2試合連続となる2号本塁打。当人はあくまで『自分は守備の人』と言うが、バックスクリーン左に放り込んだ、あの打撃を見せつけられたら、今後も期待せずにいられない。

 

トレード決定時、阪神時代の成績を眺めながら首を傾げた。2020年からの3年間、ヒットを打っていなかったのもそうだが、ちょうど100試合の出場で21しか打席の機会が与えられていなかったからである。あまり多くは見られぬその成績に『なんなんだ?この選手は』と。

‥ファイターズに移ってきてから、ああ、なるほどと。なかなかバットに当たらないと訊いていたが、ここまでとは(笑)。前日までで46打数25三振。噂に違わぬブンブン丸だ。

しかし、ハムではそれだけ多くの機会を与えてもらっている証左であり、出場を続けていけば打撃面だって向上していくかもしれない。ひとつ言えるのは江越にとって久々に訪れた、今が野球人生を変える大チャンスであるということだ。

よって『守りだけ』とは言わず攻守で貪欲にアピールを続けていきたい。暁には、やはりトレードで開花した大田泰示のごとく、ゴールデングラブ賞を狙える選手になってほしいものだ。

 

 

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