上沢直之が5年ぶりの完封勝利........
最近プチ・ブレイク中の江越大賀も阪神時代2018年以来の本塁打を放って話題となったが、同年というとコロナ騒動の全然前であるし、年号もまだ「平成」だった頃。コロナを挟んだせいで十年一昔ならぬ、すっかり「五年一昔」の塩梅である。
開幕前、もともと評価が高かったハム先発陣。先日の加藤貴之に続いて上沢も完封。伊藤大海もここ2試合好投を展開していて、ようやく戦える布陣になってきた。あとは今後「中5日」で回していくらしい鈴木健矢と、急きょ先発に転向したコナー・メネズも、なんとか持ちこたえている印象。‥欲をいえばもう1枚ほしいのだが、4月好投していたルーキー投手、金村尚真のケガの具合はどうなのだろうか。一般的に完治まで時間を要する「肩の張り」というのは気になるところだ。
(C)amazon 今季新人最速勝利をあげるも‥
以外に、ここまで複数の試合に先発しているのは上原健太の3試合と北山亘基が2試合。前者はここまで勝ち星なしの2敗とチャンスを活かしきれなかった格好だが、北山は4日の埼玉西武戦で6回無安打無失点の 衝撃先発デビュー。鈴木&メネズといい、シーズン途中の急な配置転換ながら、彼らは本当によくやっていると思う。
しかし、それで中継ぎが手薄になったかというとそうでもなく、主に勝ちパターンで放る宮西尚生と田中正義は安定。ロドリゲスと玉井大翔、池田隆英もそこそこ?安定していて、わりと頭数は豊富。やはりリリーフ向きだったのか、左腕の河野竜生もイキのいいボールを投げている。投手力では他球団にも引けを取っていない陣容だ(考えようによっては元守護神、杉浦稔大のビハインド時での起用も贅沢)。
あとは痛恨の失態をやらかしてしまった、16日のような守りのミスを避けられれば、さらなる上位浮上もあると見ている。17日現在で借金は6‥。交流戦前までに5割に近づけたい。