あいにくマリーンズファンの友人はいないのだけれど、ぶっちゃけ......
佐々木朗希 って、どうなの??
実働4年でしょう?‥もう数年ポスティングの時期を待てば球団に入ってくるカネが何十倍に膨れ上がるだとか、そんなのは観ている側にはあまり関係ないしどうでもいいのだが(笑)、ファンの視点よ。純粋に、もっと観たかったでしょ? ナマ佐々木朗を、日本国内で。
敢えて言わせてもらうと、大谷翔平にも若干の不満はあった。‥というのも、海を渡る前の2017年、故障でシーズンの半分くらいしか出場していなかったんだよね。最後にしっかり「フル」で、ファイターズの大谷を見届けたかった‥カッコつけていうと、瞼に焼きつけておきたかった‥そんな思い?
その点、よく二人と比較されるダルビッシュ有。翌年からのメジャー移籍が有力視されていた年のオフに、自身のブログで堂々の「ファイターズ残留宣言」。アレには痺れたよね‥。この男、実にファンの喜ばせ方を解っているよ(笑)。今でも道民ファンから絶大な支持を受けているのは、おそらくそのあたりなんじゃないの。
‥むろん、移籍のベストのタイミングだとかは本人にしか解からない部分もあるし、こちらが口を挟む問題ではないのかもしれないが。
(C)amazon 彼に叶わない夢などないのか
てなわけで、ハリーよろしくメジャー嫌いな筆者にも、今季の大谷のスゴさは伝ってきた。誠に驚異的。打者に専念したら、これほどエグい成績を残せるものなのかと。
54本塁打は、もちろんそうだけれど、以上に59盗塁の方よ。‥参考までにファイターズ球団の年間記録は島田誠氏が持つ55盗塁。この数字をも上回る盗塁の数を、海の向こうでやってのけてしまうというのだから、本当にどんだけ。
大谷がファイターズに在籍していた頃、ケガ防止のためか、あまり積極的には走らせなかったと記憶。ヘッドスライディングはもちろん、嘘か誠か「全力疾走禁止令」まで出されていたという徹底ぶりで、大谷に「走る」イメージはなかった。
外国人に引けを取らない長打力・パワーに加え、俊足まで兼ね備えているとは天は二物どころか三物も四物も、彼に与えてしまっている(苦笑)