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【君は「五十幡亮汰」の脚を見たか「プロ野球」ここまで言って委員会494】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年11月19日版》

しかし、強すぎる侍ジャパン‥‥。

何か国際大会は、もう敗ける気がしない。ところが快勝酔いしれムードに水を差す、最後の最後でハム希望の星・清宮幸太郎がやらかしたw

 

ドミニカ共和国戦‥。自分は当該場面は観ていなかったのだけれど、どうも守備面でのボーンヘッドだったらしい。今朝も当該記事のヤフコメを眺めていると『なんであんなヤツを選んだんだ?』『もう使うな』の集中砲火。そこにきて、同戦まで大して打てていないのもあって、一気に株を下げてしまった。

たしかに、清宮にはたまにコレがある(苦笑)。シーズン中もアウトカウントを間違えて走塁死し、新庄監督の逆鱗に触れたっけ。でも、夏場にあったコレ以降は大きなミスもなく、打撃も絶好調‥。そこは紛れもない事実として、ただ岡本和真や村上宗隆が今回も順当に侍に選出されていたなら、ポジションのかぶる清宮にお声がかからなかったのも、また事実だろう。

そうした数々の事象が重なって今、はじめて国際大会の舞台に立っている彼に同情の余地はある。が、やはりこれも清宮が持つ「キャラ」なのだろう。どうも叱られ‥よくいえば?弄られキャラが画になってしまうというか。もう、一発勝負に等しいスーパーラウンドでの出番は失くなってしまったかもしれないが、清宮くん‥ 我々とすれば来シーズン、ファイターズで打ってくれればそれでいいからw

 

一方で株を上げているのが、五十幡亮汰。いや、井端監督もいい選手を選んだと思ったよ。‥井端かどうか分からないけれど(笑)。『代走・五十幡!』のコールだけで北海道の野球ファンがざわつくのを、ふだん、セ・リーグの試合しか観ない人は、おそらくご存じないだろう。五十幡の脚力を日本中に知らしめる、今大会イイ機会だと感じていた。

 

(C)amazon 周東よりも速いと、もっぱらの噂

2024Bbm 北海道日本ハムファイターズ レギュラーカード No.F62 五十幡亮汰

 

ただ、誤解を生みやすいのは、そこまで盗塁が上手くない。今季も27回試みて、9回失敗している(もっとも、代走での出場が多く他より投手のマークが厳しいのもある)。成功率に直すと.667で、歴代の韋駄天と比べてしまうとハッキリ言って並(筆者註:2024年終了時点で西川遥輝の通算成功率が.838)。脚が速い=盗塁の数には結びつかないのが野球のおもしろさであり、奥深さでもあるが、彼の最大の魅力はベースランニングにある。トップスピードに乗ったときの速さは、球界一。‥たぶん。

今でも忘れられないシーンがあって、京セラでのバファローズ戦。前進守備、かつ球足の強いサードへのゴロをものともせず、三塁走者の五十幡が悠々と還ってきて、これが決勝点‥。実に爽快であった。また守備面でも、一打サヨナラ負けの窮地で、レフトを越そうかという打球を間一髪のダイビングキャッチ。‥価値ある引き分けに持ち込んだ試合も。打率含め決して数字(盗塁の数)には表れない俊足が、今季、幾度もチームを救ってくれた。

 

当該ドラフト会議で五十幡をファイターズ球団が2位指名できた際、当時の栗山監督が甚く興奮していたのだとか。‥実、順番的には中央大同期で侍ジャパンでも活躍中の牧秀悟も指名できたことになるのだけれど、これから「トップランナー」としてイソバタの名を日本プロ野球史に名を残してくれたなら、それもまた一興である。《次回》プレミア12とファイターズ助っ人考

 

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