『大谷ファミリーへようこそ』
そんな、第一子誕生について綴った大谷翔平のSNSに際し『ゴーストライターがいるのでは?』などと、わざわざ世間様の反感を買うようなコメントをしていた 和田アキ子‥。
でも、なんとな~くだが解かるんだよね。このコメントを「自然に」発してしまった彼女の心の奥底が。当該【アッコにおまかせ!】等々を観ていても小さい子どもが好きそうなのは伝わってくるし、可愛いとも思っている‥。
ただ、素直に「祝福」ができない。かつての和田氏がそうであったように、ワシも子どもを持ちたいと願いながら叶わなかったクチ。だから、俗に言うオメデタ報道や実際に子を授かった人をいざ目の当たりすると、言葉ではオメデトウと口にしながらも、なにか後ろめたさや劣等感に近い感情を常に抱いてしまう「闇」の自分が、どこかにいる。‥同様な環境にいて、心底祝福ができる人こそ本当に心が広い持ち主であると、筆者は断言したい。
話題は変わり、台湾全土でも注目されていたという23日、グーリンの日本初登板。‥‥台湾球界の至宝を『こんなチームに預けて本当に大丈夫なのか?』あちらの国の方々も、さぞ心配をされたのではないか(失笑)
初回から味方の失策で足を引っ張られ、スタメン発表の時点ですでに懸念されていた、コンビを組む捕手(吉田賢吾)との息‥。案の定、バッテリーミスも起こって、あっという間の3失点。以降は持ち直したが、序盤のあまりのお粗末さに、台湾の野球ファンも相当シラケていたに違いない。
ただ、グーリン自身に決して悪い印象はなかった。投げているボールは確かに強かったし、変化球にもキレがあった。そう遠くない未来に勝ち星をあげられるのではないか。期待したい。
ダメージが、より大きかったのは前日‥ 22日の逆転負けである。連続弾を浴びた杉浦稔大云々より、敗因は明らかに首脳陣の「選択ミス」の方であったと内心、ワシは憤っている。
(C)amazon 1死も奪えず3失点‥ニ軍落ちに
伊藤大海から杉浦に繋いだ、あの継投‥。ともに速いストレートを最大の武器とする、いわば「同系統」だ。伊藤よりも、杉浦が鬼直球を投じられるのであればさして問題は起きないが、前者は先発して7回を1失点に封じてきたほどの投手‥。当日、伊藤に勝っていたとも思えない杉浦がストレートを多投して、それをいとも簡単にスタンドまで持っていかれてしまった。おそらく、相当に「遅く」見えたのではないか。‥それくらい、伊藤大海降板以後、相手打線は息を吹き返していた。
べらぼうに球数が多くなかった彼を、もし替えるのであれば「同系統」の投手ではなく、目先を変える意味で、もっと別の投手がよかったのではないか?という疑問。
‥少し古い話になるが2008年のクライマックスシリーズの対ライオンズ戦。ダルビッシュが完封したあと、次戦でまったくタイプの異なる武田勝が先発して、相手打線を牛耳ったことがあった。イメージはアレ。
本格派右腕から変則左腕へのスイッチで打者の目先を変えた。これが仮にダルビッシュと「同系統」の投手であったなら、獅子打線の餌食となっていたことだろう。
当日のベンチ入りメンバーを見ると、右打者が続いたとはいえ「2008年式」になぞらえ、別に左で「勝ちパターン」の河野竜生を投入したってよかった。‥なのに、なぜあの場面で杉浦だったのか。これで杉浦の自信が消滅し、今後、使い物にならなくなってしまったら、それこそ「使った方」の責任は重大だ。
今更ながら、右の強打者封じにアンダーハンドで超遅球の使い手、鈴木健矢を放出してしまったのが悔やまれるが、いなくなってしまったものは、まぁ仕方ない(笑)
三連覇をしていた頃のバファローズも、速い球を投げる投手は多かった。その中に、比嘉幹貴というアクセントの効くサイドハンドの投手もいた。‥できれば、ファイターズにもあぁいう投手をひとり、急募したいところ。