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【忖度なし「ハム」寄り人の弱音とホンネ「プロ野球」ここまで言って委員会558】メランコリー親父のやきう日誌 《2025年9月19日版》

事実上の終戦‥?

でも、それでも9月に入ってからの戦いぶりを観ていると、よくぞ今シーズン2位(濃厚)になれたなとシミジミ思う。

 

他球団より秀でているのは、よくよく考えてみれば他より少しホームランが多いこと‥。よって得点増なのと、あと先発陣が比較的優秀であること‥。本当にコレに尽きたのではないだろうか。

裏返せば、打線は「線」ではなく「点」であまり繋がらない。先発は揃っているけれど、リリーフ陣がいささか手薄。‥まさに、そうした今季の「弱点」が浮き彫りとなった仙台(17日)と福岡(18日)での2試合、だった気がする。

CS進出争いの最中で「勢い」だけでは片づけられないバファローズイーグルス両チームの打線の方がよほど脅威。相手がどちらになるせよ、来月の「決戦」で、ファイターズはファーストステージを突破できるのか不安は尽きず。

 

くだり仙台と福岡の試合に話を戻す。仙台は先発・伊藤大海が途中打球を脚に当てながらも粘投。試合はつくった。が、リリーフが持ちこたえられず、レイエスのホームランも空砲に。

この試合、彼はホームランを含むマルチ安打を放ったのだけれど、いずれも前に走者がいなかった。レイエスの前に走者を置くことができていたら、1点差で敗れた試合‥ファイターズが勝利していた可能性も、かなり高かったのではないか。

そこで不思議だったのは「レイエス前」の2番・細川凌平の抜擢。彼は同日に一軍に上がって来たばかり。同じ内野手、前カードのライオンズ戦でホームランも放っていた石井一成、あるいは9月打撃好調の山縣秀といった選手を使わずにの細川起用は、だいぶ謎であった(けっきょく石井はノーヒットだった細川の代打で出場している)

たしかに同様のパターンで一軍昇格後即スタメンの今川、淺間はそれで結果を残した。仮にもし、その流れに乗っかりたかったのだとしたら、あまりに浅はかな思考ではないか。もう1試合も落とせない状況の中で、すでに実績を積んでいる選手を差し置いて‥。

 

(C)amazon 自身初の二桁勝利を狙うも‥

カルビー2024 プロ野球チップス 第2弾 レギュラーカード No.119 北山亘基

 

同じことはホークス戦にも言えて、ファイターズ1点リードの8回、グーリン・ルェヤンの登板。一軍での登板は約三カ月ぶりの「病み上がり」投手を、まがりなりにも首位攻防の、そんな究極とも言えそうな局面でなぜ起用した? ‥通常であれば田中正義や齋藤友貴哉で行くところ、それを前倒しての大抜擢。むろん、これがハマれば拍手喝采となるが、逆なら悲惨。残念ながら結果は後者に‥。

対照的に勝ちパターンの投手を惜しみなく継ぎこんでいった、ホークス采配。これを本来、追う立場にいるファイターズの方こそやるべき策ではなかったか。むろん、それだけの「人材」がこちらになかったと言われればそれまでだが。

 

苦手とする周東、近藤といった打者を抑えていたのに、でも他のバッターが打つ。打てるバッターがいくらでもいる。‥充実の相手戦力の前に、今後の戦いも思うと一層暗澹たる思いになった。

 

本当に、欲をいうなら何とかその試合に勝って2.5差のまま、週末のホーム4連戦を迎えたかった。うち3試合は得意のロッテ戦で勝ち目もあったし、観客の盛り上がり方もまた違っただろう。

何に目標に定めればいいのか残りのレギュラーシーズンの戦い方が難しくなったが、ここからは来たる「決戦」に向けて希望のある試合を見せてほしい。

 

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