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【「CS」勝機はあった?意外な仲間たち「プロ野球」ここまで言って委員会562】メランコリー親父のやきう日誌 《2025年10月03日版》

どーもすみませんでした!

‥と、ハム球団フロントに謝らなければならない。まるで予想できなかった大逆転劇。

 

4年前のドラフト会議。ワシは怒り心頭だった。4年前というと2021年、新庄剛志が監督に就任した年(厳密にはドラフト開催時は未だ決まっていなかったが)。同年まで2年連続でリーグ5位。3年続けてCS進出を逃し、即戦力選手の獲得は必須‥かと思われていたのに、それなのにドラフト上位はいずれも高校生‥。

『来季、勝つ気ないんスか?ノンビリ育成している余裕は、ウチにはないだろうよ。あぁ?』いちだんと勝利に飢えていた筆者はそう、当該選手たちではなく、ドラフトと向き合う球団の姿勢に不満だった。

 

risingham.hatenadiary.com

 

だがしかし、蓋を開けてみたら今季「4年目」の達孝太が8勝2敗。同、福島蓮が5勝0敗。同、柳川大晟が2勝11セーブ‥。このトリオの活躍がなければ間違いなく、ホークスと優勝争いするのも叶わなかった。高校卒ゆえ、多少時間は要したけれども、編成の慧眼ぶりに、あらためて感服したというか(一方で2022、2023年は最下位に沈んだのだからあながちワシの見立ても間違っていなかった笑)

なかでも三年間、鳴かず飛ばずでいた単独ドライチの達は堂々の先発ローテーション入り。同じく高校からプロに入ったドラ2・有薗直輝もようやく今季プロ初安打、初打点をマーク。さらなる成長を予感させた。翌年でなく「4年後」に答え、成果が見え始めたドラフト会議‥‥。こういうストーリー性を奏でたドラフトも、おもしろいは面白い。

 

(C)amazon オールスターに出場した、ブレイク達

2025BBM 北海道日本ハムファイターズ レギュラーカードキラカード No.F05 達孝太

 

直近発売の週刊ベースボール(※1)、自身の連載で岡田彰布氏が「阪神vs北海道日本ハム」の日本シリーズを望んでいた。

 

あまりに優勝を早く決めすぎたため、筆者はむしろタイガースの日本シリーズ進出を心配している(笑)。‥ちなみに従来の最短リーグ優勝記録を持っていた1990年のジャイアンツは、シリーズでライオンズにストレートの4連敗を喫している。過去にあった短期決戦を観ていても「勢い」「流れ」というのはけっこう無視できず、緊張感のある実戦から遠ざかってしまうと案外、波乱は起きやすい。

その点、9月下旬までホークスと必死に競っていたファイターズに分はあるが、こちらは2位通過‥。ファーストステージで、まずバファローズと戦わねばならない。イーグルスとの「CS進出争い」を制した向こうにも勢いはありそうで、まったく予断は許さない状況だ。

 

光明は、試合中に打者の折れたバットが頭部に直撃し、入院生活も送った八木裕打撃コーチが戦線に戻ってきたこと。

考えてみたら、この八木と監督の新庄、山田バッテリーコーチも含め、奇跡の大躍進(6位→2位)を遂げた1992年「虎」の象徴とも言える主力選手で、岡田氏と同じように、ファイターズに肩入れしてくれる虎ファンは、我々が想像するよりも多そうだ。

 

したがってファイナルステージにさえ駒を進めれば、ハム党+虎党の大声援を背に、鷹をも蹴散らしてしまうことだって、あるいは可能かもしれない(笑)

‥とりあえず、ファイターズの選手たちはそこへ向けて頑張っていただきたい。

 

《参考》

(※1)週刊ベースボール 2025年 10/13号

 

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