近年テレビを視ていて、やたらに「ヒヤヒヤ」するもの。
明石家さんまの滑舌‥‥三遊亭好楽の回答‥‥生放送の池上彰‥‥クギズケ!の高田純次......
他に「錦鯉」長谷川雅紀のアドリブ‥ というのがあるのだけれど、その系列に「たくろう」も名を連ねてきそう。今が旬、2025年新M-1王者の二人である。
お笑い・にわかの筆者も当該放送で彼らを知った。観たところ、どうやら生粋な漫才師‥。こういった芸人が「ネタ見せ」以外の場に立ったとき、ヒヤヒヤしてしまう。現場で求められている「オモロイ」ことを都度、言えるのか?と、彼らの肉親にも似た想いで。
この点、優勝候補の呼び声も高かった「エバース」のふたりは器用に立ちまわれそう印象がある。‥性根が腐っているワシはw、優勝決定後にさまざまな番組をハシゴする「たくろう」の姿を追っていたのが、不安は的中。きむらバンド(パーマ)は話術はあるが、素だとオモロクない(笑)。傍らの赤木裕はキャラは立っているが、トーク力がいまひとつ。
ここは先述「錦鯉」にも同様なことが言えたのだけれど、長谷川雅紀の特異すぎるキャラ性は唯一無二であったし、相方・渡辺隆も、わりと機転の利いたコメントができる。‥よって、ネットでも喩えられていた「ミルクボーイ」の方により近い存在と、確かに言えるのかも。
(C)amazon この人、ネタ中以外がヒヤヒヤしまくり
王者になった直後【アッコにおかませ】に「ミルクボーイ」が出演した際、MCの和田アキ子からイジられるもオモロイ「返し」ができず、相方の駒場孝に救いの眼差しを向ける内海崇の虚ろな瞳が忘れられないw
彼らのようにある程度、(バラエティ番組の)場数を踏めばそうした弱点も徐々に解消されていくのだろうが、彼らを見習って?ハナからテレビには出ないという手立てもある。劇場メインで。それならウケずに「痛い」姿を晒さずに済む。‥嫌味でも何でもなく「たくろう」の権威を上げる、プロデュースの一環としてだ。
明らかに現時点での「キャパ」を超えてしまった翌日の【ワイド!スクランブル】出演時には、満身創痍の中で例のネタを披露したが、もうボロボロ‥。頼みの綱のきむらバンドの方がトチった。こうした時「ボケ倒す」ことができない芸人は辛い(笑)。だからなのか、彼らが「冠番組」を持つようなイメージがあまり持てないのだけれど、いい意味で予想を裏切ってくれれば。
ちなみに、ふたりが尊敬しているとされる木村拓哉とイチローは筆者もファン。単純な「たくろう」というネーミングも好感が持てたし?ネタ中にあった「やよい軒」も個人的に好物だ。なかでも今の季節限定の生姜鍋定食(店舗による?)はリピート率高し‥。非常に親近感あった彼らの今後のさらなる成功は願っている。
M-1本放送の話を少しすると、「たくろう」が2本目に「当たり」ネタを持ってきたのが全て。アレは久しぶりにワシも腹をかかえて笑った。「エバース」は1本目のネタよりも落ちた。腹話術のネタ自体は悪くなかったと思うのに、最終決戦投票で1票も入らなかったのが全てを物語っていたか。
紅一点「ヨネダ2000」は、当該ネタであるなら【TheW】でも優勝は難しかっただろう。‥というか、今の若い人たちは松浦亜弥を知っているのか(笑)。【TheW】といえば、来年以降も粗品を審査員として呼ぶべき。そこは、ちゃんと責任を持ってw
3年連続決勝進出の実力者「ヤ―レンズ」も、ツイてないよね。昨年今年といい早めの順番で‥。彼らが結果2位となった「ドンデコルテ」のネタより格段に劣っているとも思えなかったのだが‥。やはり、ネタ見せ順って大事。
