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【平成のHEROに‥‥みんな小声で「ちょ待てよ」】エースの映画日誌ミニ 《2019年1月21日版》

【祝】東野圭吾原作「マスカレード・ホテル」劇場公開記念!

 

 

ということで、新田浩介演じる木村拓哉(46)が先週くらいからテレビに出まくっていた。

筆者が目にしたものだけでも庶民派中華レストランでおなじみの「バーミヤン」で延々飯を食わされ続けていたり、またある日にはガチ女装をさせられ、あと驚いたのは、自身の物まねをするホリ、さらには話題のコウキ?と“共演”‥‥そんな日もあった。どこまでも攻めの姿勢を崩さない木村拓哉

かつては抱かれたい男ナンバーワンの座に君臨し続け、「視聴率男」とも謳われていたジャニーズきってのエース。平成はキムタクの時代だったといっても過言ではない。いくら映画の宣伝のためとはいえ、以前ならアリエナイ演出の数々に、誰か『ちょっ待てよ!』だなんて、止めてくれる人間は周りにいなかったの?

 

 

名シーン「あすなろ抱き」の“安売り”も‥‥

J Movie Magazine Vol.42【表紙:木村拓哉『マスカレード・ホテル』】 (パーフェクト・メモワール)

 

 

◇HERO(映画)

 

満を持してフジが送り出したのは【HERO】(19日21:00~)だ。

私個人とすれば、初代の連続ドラマの方は観ている。そのあとの劇場版やら第2シリーズは視聴していなかったので、他の方たちと見方は異なってくると思うが、ぶっちゃけ映画に不向きではないのか‥‥。つまり、本作品はドラマの1時間枠くらいがちょうどいいということ。

 

異国の大使館を舞台に、国境がどうのに目を付けたその着眼点は面白かったと思うけれども、いわゆる解決編? 敵陣営の取引する様子が“たまたま”テレビカメラに映りこんでいたとか、被害者が現場にいたことを裏付ける、時計の針を刻む音が“たまたま”留守録の中に残っていただとかは、毎週放送の【相棒】なら良くても、劇場版でコレをやっちゃあアカンだろう。本当に『ふ~ん』って感じで、何のひねりもなし。

 

見どころだったのは、パワーアップした松たか子のコメディエンヌっぷり‥松重豊の顔芸‥非モテ肉食女の吉田羊‥なぜかシリアスな児島一哉‥そして、いい意味で(?)木村拓哉の変わらなさ‥‥。

やはり、通常枠で十分だろう。物語性を抜きに、役者だけで魅せるのには限界がある。2時間強の【HERO】は、さすがに食傷気味であった。

 

 

◇ユージュアル・サスぺクツ

 

巧い文章を書く人は沢山いるが、巧い「物語」を描ける人はそんなにはいない‥‥。それこそマスカレードシリーズの東野氏のような人が、“売れる”作家ということになるのだろう。

95年のアメリカ映画【ユージュアル・サスぺクツ】(※1)も、巧かった。言ってみれば最初と最後がすべて‥。その間、ある男に“してやられる”のだ。真犯人を追っていた警察も、半ばソレに付き合わされていた形の、私たち視聴者も‥。

再挑戦ではないが、もう一度、作品を見返したくなった。黒幕の本当の意図が見えるのは、一回の視聴ではそれだけ難しいのである。二回目で、物語をはじめて理解し、そして“巧さ”を知ることになるのだ。

主演のガブリエル・バーンを筆頭に、煙草をやたら旨そうに呑む出演者が多いのも特徴。

 

 

《関連》

(※1)ユージュアル・サスペクツ  

 

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