センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「逃げる」という選択肢

幸福は一夜おくれて来る ‥とは、太宰治【女生徒】の中にある一文で、私も好きなフレーズだ。 主人公は「幸福」は一生やってこないものと悟っている。けれども、明日は来ると“信じて”寝て待つとも‥。一見矛盾しているように感じられるが、要は気持ちの持ち様…

「ビストロ」で覗けた?SMAPの現在地

年々あがるタバコの値上がりを、むしろ喫煙者の撲滅を願っている非喫煙者が嘲笑っている心境と、少し似ているだろうか.... 「ヌーハラ」問題だ。ヌーハラとは、ヌードルハラスメントの略称である。 なんでも麺をすするときの、あのズルズルとした音が下品で…

ゆくる人2016 【吉川光夫】

来シーズンを迎えることに、気が引ける。 この‥結果、日本一という最高の余韻に、いつまでも浸っていたい。 不思議な感覚だ。今シーズン優勝を逃したチームなら「来年こそは」、たとえば今年の広島であれば「次こそ日本一を」、そう明確な目標が定まるのだが…

「フクヤマ」になれなかった、男の話

11月は、まだ「秋」という認識を勝手に持っていたが24日、日本列島は真冬並みの寒さに見舞われた。11月中にあれだけまとまった雪を都心部で記録するのは、約半世紀ぶりなんだとか‥。どうりで記憶になかったわけだ。でも、これからが本番。槇原敬之ふうにいえ…

紅白初出場 「KinKi Kids」 に思うこと

2016紅白歌合戦の出場歌手が内定、今日24日にも正式に発表されるという。 まず、大きなトピックとしてスマップが辞退、和田アキ子は落選。オリエンタルラジオ、RADWIMPS、宇多田ヒカルが初出場。ただ今、絶好調‥というより、ただ調子に乗っているだけの感も…

MY大注目の男.2016

12月1日に発表されるという、今年の流行語大賞。 「ゲス不倫」「アモーレ」「神ってる」「ポケモンGO」「君の名は。」‥等々、候補は色々あがるが、どれもパンチに欠ける印象。ただ昨年、「トリプルスリー」が受賞したのなら、今年は緒方孝市が壇上に居るべき…

【ある老人の主張】 ーずっと栗山に付いていきたくなったー

出版界の愛子様‥‥とは、勝手に私が今名づけただけであるが、佐藤愛子氏著の【九十歳。何がめでたい】が注目を集めているそうだ。 大正十二年生まれ、御年92歳の大作家。センテンススプリング(※1)では、そのように崇められていた。最近はお年寄りのブロガー…

「高梨vs茂木」 勝つのはどっち?

少し前まで、日本シリーズ終了後に今年度のリーグMVPと新人王が発表されるのが通例だったけれど‥‥最近はずいぶんと引っ張る(笑) セ・リーグは判らないが、パ・リーグのMVPは、これはもう、大谷翔平のものと見ていいだろう。 ご存知のように、彼は今…

新監督の 「ほんとのところ」

久々パ・リーグに華のある、パ・リーグらしい秋山幸二の復帰で「お!」となり、パ・リーグとは縁もゆかりもない、意外な線をついてきた宮本慎也で「む!」となって、最後の辻発彦、西武新監督誕生で「ぇ?」である。 一部報道によれば、秋山と宮本には丁重に…

岸孝之の胸中 「ほんとのところ」

一言多くてウザがられる‥。ひとつの組織に、大抵ひとりはそういった輩がいるものだろう。仮に私が岸孝之だったら、あのとき、内心こう感じていたにちがいない。 余計なこと言うな マジック1で地元・西武プリンスに乗り込んできた、9月27日の北海道日本ハム戦…

野島伸司のモヤモヤ

村上春樹を差し置き(?)ノーベル文学賞を受賞したボブ・ディラン。国内でも大きなトピックとなった。 授与決定直後からの、長い謎の“沈黙”もメディアで注目を集めていたが、曰く『あまりのことに言うべき言葉が見つからなかった』らしい。まぁ、それも無理…

【カノン】 中原清一郎

空前の大ヒットとなっている、映画「君の名は。」。 あいにく映画は視聴していないが、現在、筆者は最近入手した小説版の方を読書中である。したがって、“全貌”までは把握しておらず、限られた情報ではあるけれども「男女入れ替わり」が物語の軸となっている…

【山谷のヤマ男】 多田裕美子

早朝の西武新宿周辺。まだ車の往来が少ないのもあって、カラスの鳴き声が不気味によく通る。路上を横たわる人を、もはや気に留めることもなく、ビジネスマンたちは足早にその場を去ってゆく。かつて新宿に通っていた私にも、それは見慣れた光景だ。 不思議だ…

【SMAP】人気投票に、異議あり?

「トランプショック」などと揶揄された米大統領選。 こういった表現をされるということは、争ったヒラリー氏の当選が順当であると見られていたのだろう。たしかに弁護士としても活動していた、頭脳明晰なヒラリー氏の方が“無難”であったのかもしれない。‥し…

至高の蜜の味

少し前に失恋をした(といってもフラれたのではなく、告白するのを諦めただけ)。久々本気モードだったため、それ以降は誰にも恋をせず、心を「無」にして過ごしてきたが‥‥私も人間だ。精神のバランスを乱しそうになることも、時折ある。 たとえば、服屋でカ…

GMの「?」と、大田泰示の光明

吉村浩。その筋では大谷翔平獲得に尽力した大渕隆とともに、かなりの“キレ者”として知られている現・北海道日本ハムゼネラルマネージャー。 正直、高田繁以降の、現場以外の人事は私もよくは把握していなかった。毎回ちがう、ドラフトでクジを引く球団社長の…

愛の菓子パン

【スペシャル】 1 特別なさま。特殊なさま。2 特別に提供するさま。また、そのもの。※デジタル大辞泉 「スペシャル」という語句は、日ごろ私たちもよく目にする。スペシャル番組とかスペシャル企画とか。だから、言わんとしていることは解るのだが、あの「ス…

長谷川滋利と陽岱鋼 「ほんとのところ」

誰もがまさに「寝耳に水」であったことだろう.... 長谷川滋利、ハム監督就任オファー問題である。 いわく、本人は講演会でのリップサービスのつもりだったようだが、いくつか疑問がある。私も驚いた。まず、縁もゆかりもない日ハムに、なぜ長谷川なのか?と…

幕下が熱い?18歳「弱虫」力士の挑戦

歴史上、日露戦争は日本の勝利と我々は教えられるが、多大な国力を消費し、その後の日本経済は逼迫した。はたして、日本は本当に戦いに勝ったのだろうか。完全勝利など決してあり得ぬ、それが戦争の、戦争である所以であるけれども、やはり人間、不毛な争い…

ドラフトを今さら検証する ※公目線

入団前の触れ込みで「超高校級左腕」と右打ち野手の「大砲」「怪物」ほど、アテにならないものはない。 巨人を例にしてみてみると、甲子園で150キロ超えのボールを投じた左腕・T内、先ごろハムにやってきたO田など‥。そういった点で中田翔は、一応プロで15…

トレードの「超」ホンネ

Yahoo!トップ「巨人・大田 北海道で活躍を」の見出しを見たとき、ギョッとした..... 実は彼、大田泰示(26)は春先にも一部の誌上でトレード候補として、その名を挙げられていた。大田の交換要員として読売から「指名」されていたのが、斎藤佑樹‥‥だったので…

中田翔への揺れる想い

【25.1%】 今年の日本シリーズ第6戦で記録した、関東地区での視聴率だ。札幌や広島地区の視聴率はともかくとして、関東でもこれだけの数字を取れたということは、大衆が関心を持っていた証左となろう。‥仮に第7戦までもつれていれば、野球中継としては更に“…