周回遅れの、地方ローカル局で送られる【探偵ナイトスクープ】に、どっぷり浸かってしまって、この数年。
だから、オンタイムに近いサブスクで追ったりも「あえて」しない。関西地区の視聴者方と同じように、毎週、緊張な面持ちで番組を愛でたい。‥なので、今後もどうかネタバレ厳禁でお願いしたいw
そんななか気になった、とあるワンカット。次回の予告として明らかにドラマ【相棒】の杉下右京役に模した、せいや探偵の姿が確認はできたのけれども、当日画面に映し出されたのは、まったく別の依頼‥。ドラマファンである筆者も【相棒】×【ナイトスクープ】のコンボを楽しみにしていたのだが。
なにか少し奇妙に思って、普段ならしない同番組の「バックナンバー」をネットで追ったら、やはり、右京の回はスルーされていた。
その回自体に問題シーンは見られなかったようだが、どうやら同日に放送された、また別の依頼が原因で放送を見合わせたらしい(ABCテレビ以外)。イチから書き出すと長くなるので、要点だけ絞ると、当該依頼者が「無職の借金持ち」として番組で紹介され、その部分を意図せぬ形で「勝手に」誇張‥。
のちの当人からの話によれば無職と借金持ちは事実だったそうだけれど、番組がそれを「キャラクター」見世物としてラベル貼りしたことで、依頼者の人間としての尊厳や、依頼内容の純粋さが塗りつぶされてしまった‥。また、他にも過剰な演出があったなどとして、そうした「社外秘」的な内容の文章を本人がブログに書き連ねていたことが、番組側が問題視した、当該回スルーの発端のようだ。
まぁ、あるある。特に一般人参加型なバラエティ番組においては。作り手も、面白おかしく見せるのが、いちおう仕事であるから、彼らも当然「手」を加える。以前、問題になった【月曜から夜ふかし】にしたってそう。アレだってインタビューされた人のコメントを、笑いに変えようと思って番組が「勝手に」切り取りしたわけでしょう? ‥おかげで、それが露見した以降のマツコデラックス(MC)は明らかにヤル気を失ったようなテイで収録に臨んでいたし(笑)、ヘタすると、番組終焉の危機すらあった‥。
(C)amazon ホントあなた冗談じゃないわよ?
しかしながら、これらはまだカワイイもので平成期のバラエティ番組は、もっと酷く、一般人を巻き込む「ヤラセ」が横行していた。
数え上げればキリないが、筆者がよく憶えているのは【ガチンコ】。とりわけ「ファイトクラブ」は令和の現代なら、まちがいなく放送NG。自分も夢中になって観ていたクチだが、よくよく考えてみたら、これからボクシングを始めよう、習おうとするオーディション内で、本来、悪態などつけるハズがない(苦笑)。これも、過剰演出「キャラ立ち」の一環で、彼らが元世界チャンプに対してブチ切れ、暴れまわる様子を、いわば番組の「売り」ともしていた。
今月8日放送の人気?コンテンツ、婚活を取り上げた【ザ・ノンフィクション】も愉しかったが(コレについては折を見て触れたい笑)、いちばん「ヤラセ」には程遠そうなドキュメンタリー番組であるのに、先述ナイトスクープ同様に、当事者から「行きすぎた」演出があったと、過去に揉めた回も(知る人ぞ知るマキさんの回)。
このあたり事実と「ヤラセ」との境界線‥ 演者と制作サイドの意思疎通がSNSを介して比較的ミツに連絡が取り合える現代でも案外、困難なようである。
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