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【油汚れを落とす洗剤と上がる株価「ニイタカ」に見た 徹底現場主義「テレビ」ここまで言って委員会58】メランコリー親父のやきう日誌 《2026年10月09日版》

ビジネス路線において、また個人投資家たちから絶大な熱視線を集める番組を数多く持つ、テレビ東京。

その中で筆者が毎週欠かさずチャンネルを合わせているのが、土曜の夜に放送されている【知られざるガリバー ~エクセレントカンパニーファイル】だ。

実際に株式を保有している投資先であったり、あるいは普段から馴染みのある店舗や商品であったり、自らが直接的に関わっている企業が番組でピックアップされた回などは、どこか誇らしく、そして地味に嬉しい気持ちになるものである。

 

3日の放送で取り上げられていたのが、業務用洗剤や衛生用品のガリバー企業【ニイタカ】だ。

主に厨房や店舗の業務用床洗剤を手掛けるメーカーなのだが、何を隠そう筆者も以前、清掃業に身を置いていた頃、同社の製品には大変お世話になった口である。文字通り「愛用」していたと言ってもいい。

番組内の実験でも検証されていた通り、しつこい油汚れの落ちやすさはまさに圧巻の一言。扱いには相応の注意(ゴキ〇リクラスの害虫が液にまみれたらほぼ即死)を要するプロ仕様の製品ではあるのだが、重いボトルへ安全かつスムーズに移し替えられるよう工夫されたパウチパックの形状など、実際に現場で汗を流す人への細やかな配慮が随所に息づいていた。

 

要希釈/筆者撮影

 

また、改良に改良を重ねた現在の「卓上固形燃料」を業界でいち早く開発、実用化したパイオニアがニイタカであるという事実も、恥ずかしながら今回の番組で初めて知ることとなった。

以前から『面白い企業だな』と気にはなりつつも、あと一歩の手出しができずにいた同社の株価は、案の定、当時と比べて着実な上昇を描いていた。やはり、現場に根ざした真に優秀な企業には、市場からも相応の正当な評価が与えられるということなのだろう。

 

その現在の日本株式市場といえば、半導体やAI関連銘柄の狂乱とも言える躍進が連日世間を賑わせている。先日もキオクシアのトップが、世界の名だたるIT巨頭たちと東京神田の有名焼き鳥店を『いくらでも払うから』と、完全貸切状態にして密会を交わしたというニュースが話題を呼んだ(完全に週刊誌記事の受け売り)。

7万円の大台にも迫ろうかという怒涛の日経平均を牽引しているのは間違いなくそうしたハイテク企業群なのだが、あいにく筆者自身はその大波を掴み損ねていた口だ。だが、それもまた株式投資の妙味というものであろう。誰よりも早く変化の兆しを察知した者だけが巨万の富を築く――

 

そんな大人の夢を追いかけながら、今日もまた、せっせと「会社四季報」のページをめくるのである。

 

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