センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日記的なもの『合唱祭って、あったよな』

益田ミリの漫画のなかで『大人になっても、たまに運動会したくなるよね』そんな描写があった。

 

 

運動会‥か。野球以外の運動が大嫌いな僕に、それはまずない。脚も速くなく、逆上がりができるのもヒトより遅かったし、なかなか跳び箱も飛べなかった。“運動”でヒーローになれないことは、子供ながらに解っていたのだ。以前、体育の通信簿が大体「2」だった‥という話をしたら、彼女に笑われたこともある。真面目に授業を受けていれば、大抵「1」は回避できる。いわく、本当に運動ができない奴に与えられる評価が「2」なのだと。

 

運動会はないが「合唱祭」なら、たまにある。うちの学校には年に一回、クラス単位で歌唱のよさを競い合う、そういうイベントがあった。たぶん、似たようなものなら、どこの学校でも開催されていたと思う。

これが、意外に燃えた。何より、クラスがひとつになっていく過程がすばらしい。最初は率先して取り仕切っていた女子たちに呼応するかのごとく、男子たちも徐々に付いていきだす。‥あの当時にそんな意識はなかったけれども、今おもうと『あぁ、青春だったなぁ』と、なんとなく思う。

「個」を打ち消し、クラス全員で奏でて生まれるハーモニー。“勝敗”なんかどうでもいい。また皆で何かをしてみたい。ひとつになって、何かに向かっていきたい。

 

 

人はただ 風の中を 迷いながら 歩き続ける

 

たしか、出だしがコレで始まる合唱曲があった。あらためてググってみると【遠い日の歌】だった。歌詞を確認すると、なんて素敵なんだ!まるで路頭にさまよう、大人たちへの応援歌。もう大人になった僕は、きっと、まだたどり着けていない。歌詞の中にある、遠い日の自分に.....

 

 


遠い日の歌

 

 

先日の新潮に【東芝30代社員のトホホな転職活動日記】(※1)と題された記事が唐突にあって、面食らった。時系列で追った、本当に、ごくごくフツーな日記なのである。有名企業に勤めているヒトは、日記すらも大手週刊誌に取り上げてもらえるのか。

といっても、東芝は周知のとおり、今、ヤバいらしい。在職中に見切りをつけ、その名のとおり、転職活動をする男性社員の告白は、たしかに貴重といえば貴重だ。うちで使っているパソコンはTOSHIBA製で非常に優秀。ぜんぜん“実感”はない。

 

日記といえば、僕は【フェイスブック】をできる人が羨ましい。ネット上で顔や本名、家族をさらすことなんて、自分には到底できない。みすみす恥をさらすようなものである。さぞみんな自信を持って生きているのだな。

無料ブログで十分(FBも機能的にはほとんど変わりないが)。顔も本名もさらせないが、たま~に今回のような「日記的なもの」を書いていきたいと思う。そのかわり、恥はおもいっきり晒すつもりだ。体育の通信簿「2」だった男の生きざまを、大いに笑ってやるがいい。

 

(※1)週刊新潮 2017年 11/23 号 [雑誌]

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ