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【「対若鷹軍団」悲喜こもごも「プロ野球」ここまで言って委員会425】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年4月16日版》

敵地限定「ホークス戦」が筆者は大好物だ。

自チームの勝敗にかかわらず藤井フミヤの【勝利の空へ】を最後にかけてくれる。あの曲が持つ壮大な余韻に浸りながらいつまでも試合後の夜を過ごす。‥したがって、厳密には「ファイターズが勝利した日の、敵地でのホークス戦(中継)」がより正しい。

 

ファイターズの話へ行く前に、週末のホークス戦も盛り上がっていた。古巣ライオンズ相手に山川穂高が2本の満塁弾‥。どちらのファンでもないワシは部外者だが、なにかスカッとした。その前日、山川へ浴びせたブーイングは明らかに「やりすぎ」悪質だと感じていたから。

あらゆる意味を込め洗礼の意味でのブーイングなら「第1打席」で十分。さすがに「毎打席」はないだろう。ホームの選手から嫌悪を示されていたのを知ってか、翌日の試合からは控えていたが。そんな中で行われた試合に、山川が爆発した。

ブーイング自体は個人的に嫌いではない。メジャーでは度々観られる光景だし、心の温かさで知られる道産子ファンにも、本音は、もうちょっとしてほしいくらい(苦笑)。かつてサイアクな移籍の仕方をした不祥事選手と後年対戦し、試合で打たれてお立ち台にもあがられて‥という「屈辱」があったのに、それでも盛大な拍手で迎えてしまう「ヒトのよさ」は正直どうかと思ったけれど、忘れてはならない‥ 当該選手とちがい山川にかんしてはいちおう正規の手続きを踏んで他球団に渡っている。それに対してガタガタ文句を言われる筋合いはないはずだ。移籍会見で古巣へ感謝の想いだって述べている。

‥おそらくだが、あそこまで執拗にブーイングされなければ、山川もHR後の「ドスコイ」を自重していたのではないか。彼の負けん気を見た。

 

(C)amazon 勝利の空へ―16日は山崎福と有原がふたたび激突

勝利の空へ

ホークスから現役ドラフトでファイターズにやってきた、水谷瞬が初安打。スタメン出場をはたした北九州の試合で、さっそく結果を残した。観た感じ、いささか外野守備に不安があるようだから(笑)、持ち前の長打力で何とか一軍定着を目指していきたいが、15日現在で打ったヒットはその1本、都合7打数で4三振‥。生き残りをかけ、はやくも正念場が訪れている。

9日のホークス戦から1番に入った郡司裕也が好調だ。同戦から14日のオリックス戦まで計23打数7安打2打点。守備も三塁から一塁、外野へとまさにユーティリティぶりを発揮。今のところメインで就いている三塁守備で捕球ミスこそあったが、他の野手と比べても遜色ない動きを見せてくれている。昨シーズン、郡司ともにドラゴンズからやって来たのが現在4番を務めるマルティネス‥ このふたりが今の打線の中に居なかったと思うとゾッとする。

オリックス戦では松本剛が試合途中に負傷退場。一瞬暗雲が立ち込めたが、五十幡亮汰の盗塁から脚でもぎ取った得点が決勝点になるなど、ファイティングポーズは見せた。

16日からは好調ホークス、週末はマリーンズを地元で迎え撃つ。育成あがりの投手の登板も予想されるなか、移籍選手の力だけに頼らぬ若手選手の躍動に、一層期待だ。

 

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