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【交流戦明け3連敗「ハム」本当の敗因‥‥「プロ野球」ここまで言って委員会220】メランコリー親父のやきう日誌 《2022年6月21日版》

カープにいる栗林良吏。 ルーキーながら抑えを務めた昨シーズンはわずかに1敗。防御率も0点台。あらためて凄いと感じた次第――

 

 

現状、北海道日本ハムの抑えを担う北山亘基はオールスター前までのここまでで4敗。さすがに多すぎかな、と。

直近、17日の千葉ロッテ戦が無残だった。2点リードの9回に登場、3被安打3与四球の大乱調で5失点‥。当日の解説者も言っていた。この場面、いちばんよくないのが先頭打者への四球‥。なら、ソロホームランを浴びた方がまだいい。(フルカウントとなって)ど真ん中に投げてもいいから‥。

けっきょく、その悪い予感が的中して四球を与えた。たしかに、これがすべてだった。「悪夢の始まり」ではないが、それを察知していたのは居合わせた観衆も同じだろう。

 

別に、北山を責めているわけではない。3勝7セーブ、新人ながらよくやってくれている。問題なのは使う側‥ 厳密には、その使い方だ。失敗がつづく彼を、なぜクローザーとして使い続けるのか。一時は石川直也を後ろに回すような発言をしておきながら。首脳陣が揺らぎすぎ。

あくまで「8回」にこだわった堀瑞輝にしかり、そうしたヘンな型に固執しすぎた結果、終盤逆転をくらったケースが数知れず。調子が上がってこないなら、一度すべてを「解体」するくらいのつもりで、再構築したっていい。試合に勝てれば福田・鈴木健・西村の勝利の方程式だって、別に構わないのだ。『立場が人をつくる』ともいうし。

 

もちろん、適任者が他にいないチーム事情も背景にはあっただろうが、今のままでは先発投手があまりに気の毒で‥。件の試合で勝ちを消された上沢直之だって人間だ。ガッカリもするだろう。

高校野球とちがい、たしかにチームの勝利も大事だけれども、いってみれば自身の給料が成績に反映されるプロ野球の世界は、個人成績も大事。若手の成長を促す以上に、上沢含む先発投手のケアも十分にしてあげてほしい。‥兎にも角にも経験ある宮西、堀の早期復帰が待たれるのが現状だ。

 

北山、堀ともに開幕カードでは先発を務めた

北山亘基 日本ハム エポックワン EPOCH One プロ初登板 RC カード

(C)amazon

 

交流戦明け、連敗スタートとなったのは逆転負けをくらった初戦が総てだったと感じるが、責められるのは何もリリーフ投手だけでない。上沢の足を引っ張った野手陣の拙守だ。

上沢が投げているときにあった内野の3失策がなければ、もっと球数も抑えられて、あるいは完投も可能だったかもしれない。そう考えると無駄な球数を投げさせた、本来、上沢を守るべき野手陣が犯した責任は重大だ。

そんなミスが相次ぎながらも、7回を0点で乗り切ったエースの粘投。3年以上なかったという、対千葉ロッテ戦からの勝ち星も消滅してしまい、観ていたこちらまで悔しさも一入であった。

 

 

NHKにて全国中継があった18日の試合では、流行りの「きつねダンス」が取り上げられた。余興は12球団一バズっている?のに、ドル箱ウイークデイである土曜の試合で観衆約22000人、翌日曜日は2万人にも届かず、道民方の「野球離れ」はいささか深刻だ。

当日は山本由伸が埼玉西武相手にノーヒットノーランを達成。福岡でも熱い試合が繰り広げられていた。NHKサイドも中継カードを見誤ったと、後悔していたのではないか(笑)

 

とまれ、これだけ不甲斐ない試合の負け続きでは、肝心の野球ファンたちの心が離れていってしまう。

 

 

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