センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【検索⇒ 野球「石川亮」】エースのやきう日誌 《7月18日版》

有原または上原の「専属捕手」として今季、ようやく自らの居場所を見つけた、ファイターズのリョウ君.......

 

 

www.nikkansports.com

 

素人の私が言うのもなんだけど、この男‥かなり素質はあると思う。同様に感じている他球団のスカウトも、きっと一人二人はいるはずで『そちらで使わないのなら、是非うちで』となる一番手が、石川だったはず。ただでさえ人材難にあえぐ、昨今の球界捕手事情‥。

そういった点では、昨年ケガをして、ファイターズ球団的には良かったのかもしれない。一軍戦はおろか、二軍戦にも満足に出場できなかったとなれば、さすがに他球団も手を出しづらかっただろう。若干溢れ気味だった捕手陣のなか、市川友也が承れて今春にチームを去った。

 

プレーヤーとしての実力、“プラスα”な部分に期待を寄せるのも、また素人ならではで、彼をどうしても手放したくなかった理由がひとつ、私にはあった。それは一見ありふれたように見える「石川亮」という名前。

‥ご存知、あの有名プロゴルファーと同姓同名。「いしかわりょう」といえば、誰もが石川遼くんの顔を思い浮かばせる‥。ファイターズ入団当初、私はこれを大いに“武器”にしてほしいと思った。

有名人と同名というだけで、彼は正式に入団をする前から、すでに“アドバンテージ”を得ていた。すなわちプロで活躍しようものなら、一層『ファイターズの亮くん』あるいは『野球界の石川リョウ』として、売り出していくことも可能となるのだ。

 

類似なケースで過去に痛い目に遭っている。野球界のキムタクこと木村拓也氏。

日ハム入団の彼が、文字通りブレイクをしたのは広島移籍後。もう少し待てれば『ハムのキムタク』として、名を馳せていたかもしれない。案の定、彼は広島のちの巨人で、大衆の“記憶に残るプレーヤー”となった。‥あのときと同じ過ちをおかしてはならない。

 

 

プラスαその二。「石川亮は持っている」

 

もともと、打撃の面でも非凡なところを見せていた石川だが今シーズン、二軍戦では26試合の出場で打率.183に過ぎなかった(7月17日現在)。ところが一軍に上がった途端、15打数7安打、打率.467と「猛打」をふるっている‥‥。

ファームで一緒にやってきた上原や有原との相性の部分、おそらくリード面を含めた抜擢であったはずの石川がバットでもチームに貢献してくれているというのは、首脳陣にとっても嬉しい誤算であったにちがいない。

そもそも“顔見せ”のような形で初出場した消化試合、ルーキー時代の一軍初打席。ここで彼はタイムリ三塁打を放っている。高卒新人の初打席初安打初打点も稀だけれど、「スリーベースデビュー」のインパクトはデカかった。大舞台になればなるほど強い。彼は“勝負師”の一面も持っている。勝ち続けるには運も必要。‥こういった選手は、チームにいてくれるだけでいい。

 

 

プラスαその三。「石川亮のマスク」

 

捕手らしからぬというか、スラっとした体型で、顔も意外と男前‥。私は昔から彼を見かけるたび、いつも 村野武範氏を連想してしまう。多少位置は異なれど、ホクロの箇所が両者、非常に似通った位置にある。顔のほぼ中心部の目立つところに‥。村野氏だって男前。たいへん光栄なことではないか。

 

 

BBM2014ルーキーエディション【レギュラーカード】048石川亮/日本ハム

 

 

ハマナス/愛を下さい

 

 

華々しいデビューを飾り、前途有望。しかし、その年のドラフトで強肩強打の城島二世・清水優心を獲得。これは石川にとって強力なライバルが出現したと、正直思った。現状、一歩も二歩もその後輩捕手に先を行かれてしまった感は否めないが、いろいろ“持っている”彼のこと‥。野球選手版「石川リョウ」の物語にはまだまだ続きがあると、信じて疑わない。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ