センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【オレ査定】 中田翔編

60勝83敗で、マイナス23か.....

 

 

北海道日本ハムファイターズの2017シーズン。よくもここまで負けたと思うが、終盤はだいぶ盛り返した方だろう。気づけば4位・オリックスにも3.5ゲーム差にまで縮まっていた。時すでに遅しだけど。

「敗因」は色々ある。故障者が続出したのもあるし、個々のパフォーマンスも、今ひとつであった印象。野手なら“昨年並み”の成績を残せたのは西川遥輝‥くらいか。故障した選手の穴を埋めるべく、松本剛大田泰示といった選手の台頭はあったけれども、彼らでは大谷や近藤健介の穴を埋められるほどのチカラは、まだ持ち合わせていない。となると「既存戦力」の発奮に期待したいところだったが‥。

 

 

これから野手と投手編に分けて、“契約更改ごっこ”をしたいと思う。すでに退団が決定してる者は除き、退団が現時点で囁かれている者も、一応、ここに加えておく。なお、年俸不動の?複数年契約を結んでいる選手も若干いるが、それは無視。容赦なくやる。とりわけ若手選手に対しては、来シーズンへの「期待料」を込めているパターンもあり。今後、選手の年俸は、すべて 2017 プロ野球全選手カラー写真名鑑号 (週刊ベースボール 2017年2/24号増刊) を参考とする。まずは、1エントリーを割いてまで、この男について語ってみたい。

 

 

翔! 頂点目指して

 

 

中田翔 ▼100000000 1億8000万

打率.216 本塁打16 打点67 出塁率.310 三振103

 

いかにも寒々しい数字が並ぶ。

少々話は脱線するが、みんな優しいのね‥。残留を望むボードが、終盤戦にスタンドのアチコチで見られた。こういっちゃナンだけど、

 

中田翔って、それほどいりますか?

 

こんな話をすると『お前ほんとにファンか』などと、よくお叱りを受ける。‥この際ハッキリ言おう。俺は北海道日本ハムのファンではあるけれど、中田のファンではないーー

 

これでもだいぶ我慢してきた方だが、今年はもう、堪忍袋の緒が切れた。打率が2割1分台でホームランも、“たった”16本しか打てない選手が、チームの4番を務めている。正直、恥ずかしい‥。

ちなみに大阪桐蔭の先輩で、6歳年長の中村剛也埼玉西武)。4番を外された彼は、打率は中田とほぼ同じ.217でありながら、ホームランは27本も打っている。かろうじて面目は保ったといっていいだろう。

3月からの激闘による疲労で「WBC組」が軒並み不調だった今年。たしかに筒香嘉智や山田哲人も、例年に比べると低調な成績に終わったが、その筒香だって打率.284で本塁打28。山田も.247で24本‥。いずれも中田は見劣りしており、もはやWBCを言い訳にすることはできない。

 

数字以外の部分でいえば、彼の「態度」も、俺は前から気にいらなかった。

打ち取られたときの、あの“むくれっ面”をみていると、こちらまで気分を害してしまう。かつて大阪近鉄で活躍した大砲・中村紀洋は、三振を喫した際、潔く負けを認めて、駆け足でベンチに戻ってきたものだ。本当に清々しかったし、むしろ、かっこよかった。

 

三振といえば、中田は意外と多くない。三振「103」は西川と同数であり、レアードは125である。三振よりも、中田の場合「ミスターポップフライ」そんなイメージ。チャンスでことごとく凡庸なフライを打ち上げる姿を、我々は何度目にしてきたことか。‥今シーズンの中田の得点圏打率.195。嫌でも印象に残る。

 

 

なぜ、北海道日本ハムという球団はこの男にここまでこだわってきたのだろう‥。同じ高い契約金を払ったドライチなら、中田よりも糸井嘉男陽岱鋼大谷翔平を全力で引き留めるべきだったし、その方がチームは、もっと良くなったと思う。

今オフ、FA宣言行使がウワサされている。哀しむファンとは裏腹に、ほくそ笑んでいる球団関係者も、中にはいるかもしれない。

 

 

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