センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【「Destiny」ある野球選手の場合―「プロ野球」ここまで言って委員会431】メランコリー親父のやきう日誌 《2024年5月07日版》

絶賛放送中の石原さとみ亀梨和也W主演の【Destiny】はあいにく視ていないのだが、My Little Loverの同名の曲が主題歌として使われた【WITE LOVE】は わりと熱かった。

コレがおもしろかったのは「メル友」が織りなす ラブ・ストーリーだった点。もともと面識のある有名音楽プロデューサー(竹野内豊)と、ごくごく一般的なOL(田中美里)がそれぞれ正体を隠しながら、メールを通じて、だんだんと距離を縮めていく‥そんな内容。

 

マッチングアプリ隆盛の昨今、ネットを通じて運命的な出逢いをはたした男女も多いことだろう。しかし、運命的な出逢いは何も男女に限った話ではない。新庄監督とめぐり逢った鈴木健も、そう言えるのではないか――

 

(C)amazon 一方OLに恋した及川ミッチーはストーカーに変貌

第12話 パリで君を想う・涙の恋を抱きしめて

 

監督の思いつき‥もとい閃きでアンダースローに転向後、新庄政権発足後の3年間で計100イニング以上を投げ、勝率5割を上回っているのは伊藤大海の他に、鈴木だけである(6日現在)

今シーズン初勝利をあげた3日のオリックス戦は、6回途中までを投げて1被安打無失点の好投。打たれそうで打たれない‥。逆の視点で、敵は打てそうで打てない‥。最速でも130キロ台前半の直球は速いボールに目が慣れた現代打者に「遅すぎて」アジャストできないのかと、最初は思っていた。

ところが彼の投球をよーく観ていると、カーブの球速が90キロ台。ストレートとの球速差は実に40キロ近くにも及んだ。こうした「緩急」で打者を牛耳る投球スタイルは、我々世代では鈴木とタイプこそ違えど、オリックスで一時代を築いた星野伸之を連想させる。まさしく、投球術の勝利であった。

 

世界でも希少なアンダースロー。以前にも渡辺俊介牧田和久侍ジャパンにも比較的選出されやすい。巨人に渡りローテを死守している高橋礼も現在好調なようだが、鈴木も夢はデッカク、まずは今秋開催プレミア12での代表入りを目指して、いっそう名を上げていただきたい。

 

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