センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

日本ハム・アラカルト 【優勝確率100%のシナリオ】(終)

苦悩がにじみ出ている.....

 

 

ファイターズOBたちの順位予想(笑)

本当は下位にしたいのだが、それではファンに悪い。なにせ、ここは道内のテレビ局‥。しかし、だからといって優勝もなぁ‥‥。よし!ここは“控えめに”3位あたりにつけておこう。てな具合だろうか。CSありきの無難予想。

あの岩本勉ですら、4位予想だった。ただ『下馬評が低い年ほど』と、ファイターズが良い意味で期待を裏切ってくれることを示唆しながら、やはり彼は解っていない。こんなときに一端の評論家気取りしてどうするんだ!せめてアンタくらい、ドカンとファイターズ優勝! そう公言してみんかいっw

 

‥皆がソフバン優勝を予想するなか、ひとり、敢然と北海道日本ハムの優勝を予想し、もしそれが的中したら、かっこよすぎるのに、本当“テレビマン”は意気地がないのね。野球なんていう団体競技のスポーツは何が起こるか分からない。

『絶対優勝』を目されるなかで戦うプレッシャーや苦しみだって、ソフバンにもあるだろう。それに今シーズンこそはと、他5球団も目の色を変えて、対ソフバン戦に挑むはず。そう易々といくとは思わない。事実、一見戦力が充実しすぎたあのチームであっても、2連覇以上を果たしたことがない。V9の巨人や90年代前半の西武ごとくな“安定感”を、まだソフバンは持ち合わせていないのだ。十分、つけ入る隙はあるといっていい。

 

かくいう筆者も、大ボラ吹きという点においては岩本に負けず劣らずなところもあるけれど(笑)、そこは一応、根拠に基づいている。毎年毎シーズン『ファイターズ優勝』と言い続けているわけではない。

‥憶えていらっしゃらないと思うが、昨年、私は優勝の「ゆ」の字も口にしていない。一昨年が勝ち方があまりにも劇的すぎたから、ある種“燃え尽き症候群”のような傾向が見られるのではないかと見ていた。が、まさかあれほどまでに敗け続けるとは‥(苦笑)

 

しかし、逆に敗け続けたことによって、今年のファイターズは格段に勝利に飢えている。ここ10年、2年続けて勝率5割以下の不振だったシーズンはないし、これと併せ『下馬評が低い』それに、もうひとつ‥肝心な事柄を、くだんの評論家連中はド忘れしてしまっている.....

 

「大物選手」が抜けた次の年のファイターズは、強い

 

「大物」というのは、もちろん大谷翔平‥‥。増井や大野クラスを「大物」とは言わない(笑)。翔平ほどの大物選手が、他にいるだろうか。最高のオオモノである。

 

私とて、確実に二桁の貯金をつくれるダルビッシュ有が退団した次のシーズンは、優勝なんて絶対ムリかと思っていた。しかも、同年のドラフトでは即戦力と見込んでいた菅野智之にも入団を拒否られている‥。

だが、そんな悪条件下のなかでも、ファイターズは翌年、リーグ優勝してみせた。「育成の賜物」といえばそうだし、私は何か“人智を超えた”チカラを近年、ファイターズは身につけたのではないかと睨んでいる(笑)。ダルのケースしかり、新庄&小笠原が抜けた次の年に優勝とは、たしかに並みの評論家には予想できないだろう。不可能を可能とする球団、それが北海道日本ハムファイターズのチームスタイルである。

 

 

北海道日本ハムファイターズ 選手登場曲ベストコレクション 2014

 

 

‥もう少し現実的な部分に目を向けてみると、大谷の退団によって今シーズンからはようやく、本来の戦い方ができると思う。大きなマイナスには変わりないけれど、彼がいることで色々と「制約」が多かったのも事実だ。大谷ひとりのために、ポジションや打順が流動的だった選手もいたし、不規則なローテーションを組まれる投手も、多々いた。少々言い方は粗いが、妙な“足かせ”がなくなった今年以降、腰を据えて目の前の戦いに臨むことができる。もしかすると、これはチームにとってプラスに転じるかもしれない。

 

 

先の順位予想‥。『下位に低迷するかもしれない。けれども、若手が奮起すれば優勝もあり得る』そんな“どっちつかず”で、どちらともとれる予想をした白井一幸氏。これはよくない。素人でもいえる(笑)

先ほども書いたが、野球は何が起こるか分からない。オープン戦、抜群の安定感をみせていた埼玉西武の絶対エース・菊池雄星。こちとら推定年俸5000万の新外国人、ロドリゲス‥。誰もがファイターズの苦戦を予想する。しかし、それでも分からない。この“絶対不利”な局面を、もしファイターズが「突破」してしまったら‥‥。

案外、一気呵成もあり得る。毎度ミステリアスな球団に、今シーズン乞うご期待である。

  

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