全国のプロ野球ファンが胸躍らせるキャンプイン.....
の、話題に行く前に、あの男がまたヤラかしてくれた。
まったく、水をさしてくれるぜ。まがりなりにもチームの主砲であり、うちの“顔”であるから、遠慮して言えないファイターズファンも大勢いることだろう。それならアンチNAKATAの俺が代わりに言ってやる。
ドアホう
全国に醜態をさらしおって‥。まぁ、ぶっちゃけ「大炎上」するほどの悪事をはたらいたわけではないんだけれども、こんなものをSNSにあげてしまう浅はかさよ。新キャプテンの無自覚さよ。いつだったか、かっこつけて?『俺はネットは見ない』なんて旨の発言をしていたこともあったが、少しは見ておいたほうがいいよ。まるっきり松本I代の二の舞なんだから。
おまけに来年30になるアラサー男が『すいませんでした!』って謝罪の仕方、おかしいだろう。もう完全に部活動のノリ。入団時からチヤホヤされ、甘やかされてきたんだろうなぁこの10年‥。
仕えてきた監督が二人しからおらず、それでも最初の梨田昌孝氏は彼に手厳しいことも口にしてきたと思う。梨田氏が社会人一年生に、場合によっては厳しく接するのも当然のことで、中田はそれを快く思っていなかったのではないか。今現在、過去の発言からみても、両者の関係はなんとなく良好ではなさそうだし。
‥中田を叱れるような人間が、はたして今のチームにいるのだろうか。栗山氏は「叱る」というよりも、「諭す」タイプの人間に見えるからな(笑)
◇運命を変えた(?)出会い
思い出しついでに、中田がファイターズに入団した頃に時間を巻き戻してみる。
タイガースとの対外試合をみて『アレっ?』と思った。大阪桐蔭時代とだいぶ打撃フォームが変わっていたからだ。当時、パ・リーグの投手陣を震えあがらせていた、あのアレックス・カブレラよろしくな、豪快なフォームが好きだったのに、なんだか小ぢんまりしている‥。そこで俺は気づいた。中田のフォームがある選手のそれと似ていたのだ。
新人時代に師事した打撃コーチ。バットを前傾させる構えが、現役時代の「テルシー」さながら。たしかにプロのスピード・変化球に対応するには「カブレラ」のままでは難しかったかもしれない。しかし、よりによって、テルシーを見習ってしまったのかと‥。あくまで推測にすぎないが、もし、落合博満に【神主打法】を授けた土肥健二ごとくな出会いが、中田にもあったなら‥‥。今頃どうなっていただろう。プロ入り10年で177本塁打を、我々はどう見るべきか。
◇栄冠の法則
気を取り直して、北海道日本ハムファイターズの今シーズン。ぶっちゃけ俺は....
ハムの年になると思っている
これは決して願望などではなく、予感‥いや「予見」というべきか。大物選手が退団すると、逆にチームが一致団結して翌年の優勝に結びついた話は、わりと有名で、皆さまもよくご存知かと思う。
‥普通に考えて投打の大黒柱・小笠原道大(2007)とダルビッシュ有(2012)が抜けた次の年に優勝だなんて、誰もが難しいと思う。それでもファイターズは悪しき下馬評を跳ねのけ、優勝をはたした。つまり、周囲から期待されていないシーズンほど、真価を発揮する球団なのだ。今回はその“究極形”といってもいい大谷翔平の退団が、きっとプラスに作用してくれる。
ソフトバンクの連覇を99%、評論家たちは予想する。‥非常に良い傾向だ。そう、最初から期待なんかされないほうがいい。ソフトバンクと万人に思わせておいて、最終的にはヒョイっと北海道日本ハムファイターズが栄冠をつかみ取る‥‥。この絵ずらが目に浮かぶ。