センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【withコロナは「音」を愉しもう】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年7月28日版》

アンチを公言している?筆者も、25日のホークス戦。中田翔の勝ち越しホームランには、おもわず声をあげてしまった――

 

 

本当にギリギリのところで踏みとどまる男。ここで打てなかったら4番はおろか、いよいよスタメン落ちも検討され始めるところで決勝点を叩き出したりするのだから、ある意味持っている(笑)。たしかに、シチュエーション的に最高のホームランだったけれど、私が興奮したのは別の要素もあった。

 

「音」である。椎野のスライダーを真芯でとらえた渇いた打球音が、また何とも言えなかった。ペイペイドームの皆さまにはファイターズの攻撃時、静かにしてくれていて有難うと言いたい。ホークス攻撃中のときのように、やかましいテープが常時流されていたら、あれほど美しい「音」は耳にできなかったのだから。

 

千葉ロッテ吉井理人投手コーチが自身のブログで苦言を呈していた。『録音された声援が耳障り』だと。私も前週「問題の」ホークス戦でそれを初めて体感したのであるが、想像以上にうるさかった。‥付随した文春の記事によれば(※1)、当の選手にも不評というのだから、即刻やめたほうがいいのではないか。

 

 

ameblo.jp

 

 

無観客の、静かな環境に慣れてしまったというのも、多少はあるだろうか。‥いや、でもホークスのアレは確かに「特殊」だった。なにかヤロウの野太い声と、太鼓音ばかりが響き渡っていて異様。

もし、そこにヤング女子たちの声が混じっていたら、吉井とか筆者のようなオジサンも多少寛容的になれたかも‥‥って、そういう問題ではなく。

 

こうした「withコロナ」の応援スタイルは今だけなのだと思いたいが、現状いつまで続くのか分からない。しかし、おそらく永久に続いていくわけでもない。

それなら完全に終息するまでは、選手のプレーによって奏でられる「音」を愉しむのアリなのではないか。ヘンに取り繕うのではなくて。中田の打球音を幾度も「おかわり」してしまった筆者のように、きっとこの環境下「ならではの」気づきだってあると思う。

 

 

いま野球場へゆくにはマスクとお弁当が欠かせないらしい

日本野球機構オフィシャルソング Dream Park~野球場へゆこう~

 

◇勝ち越したいんや!

 

それにしてもファイターズは「6連戦」を勝ち越せない。3勝2敗で最終戦を迎えた上記ホークス戦は最大のチャンスだったが、けっきょく敗戦‥‥。パ・リーグ球団で勝ち越しが一度もないのはファイターズだけ。いつまでたっても貯金ができないわけである。

 

ただ直近のカード、マリーンズとホークスとの6連戦は、いちおう3勝3敗で終えており、少しずつではあるが、チーム状態は上向きつつある。浮上の鍵を握るのは、とにかく打線。上位を打つ西川と近藤がようやく本来の当たりを取り戻してきた。彼らを還すのが中田、ビヤヌエバ、清宮の中軸を担う者の役目。

 

いま旬な『取られたら取り返す』打ち負けない野球を、今後に期待したい。

 

 

《参考》

(※1)週刊文春 2020年7月9日号[雑誌]

 

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