8.6秒バズーカは、いずこ......
すっかりテレビでは見かけなくなったが“この日”が来るたび‥なにやら、彼らのことを思い出す。コンビ名が原爆投下日に由来しているのではないかという疑惑が持ち上がり、かつて綴ったSNS上でのつぶやきを覗けば「反日」を連想させるものもチラホラ。多くの人の反感を買った。
しかし、コンビ名にかんしては、本当にそういった意はなかったのではないか(本人も完全否定)。偶然というか、たまたまそうなってしまっただけで。
昭和と平成時代に日本ハムファイターズを率いた大沢啓二監督の背番号「86」は、親会社の主力商品【ハム】にかけているだけで、何の深い理由はない。‥大抵はそんなモンである。
いつもオレンジ色の服だし、いっそハムネタをやればいい
◇岡本クンを勇気づけたい
4日のベイスターズ戦。ことごとくチャンスで凡退し、叩かれまくっていた巨人・岡本和真(23)。今季はスタメン落ちあり、送りバントを命ぜられたりと、本調子ではないようだけれど、それも『昨シーズンと比べれば』の話で。彼は立派だ。なにせ5日夜現在、打撃三部門の成績 打率.258 ホームラン18本 打点57は.......
ファイターズの4番打者と大して変わらない
‥参考までに中田翔はというと、同時点で 打率.254 ホームラン23 打点68である。2部門で上回っているが、中田の年俸は推定2.8億。対して岡本の年俸は8000万だ。どちらの方が「コストパフォーマンス」に優れているかは一目瞭然だろう。さらに某紙で低すぎると書かれていた得点圏打率も岡本が.230、一方の中田は.212である。‥ジャイアンツとファイターズでは当然、かかる重圧も違うだろう。自信を持っていい。
先週末の首位攻防、ホークスとの一戦で中田は欠場した。どこだかを痛めているとの不確かな情報はあったが、でも当日ベンチ入りしていたし、出ようと思えば出場はできたはず。チームは連敗していて“大事を取っている”場合ではないのは、誰の目でも見ても明らかだった。‥もっともチームが勝つために(スタメンから)外したと言われてしまえばグウの音も出ないが。
◇パットン!アウト~
ジュリスベル・グラシアルらキューバ勢が帰国する前のホークス三連戦は、やはり勝ち越しておきたかった。自慢ではないが、このグラシアル‥ファイターズ投手陣は被打率.231で、比較的抑えている方(5日現在)。だから滅多に観る機会はなかったが、ホームランを打ってベンチに帰ってくる際に「シャドーボクシング」のようなパフォーマンスをする。
経験者なのだろうか。これが、なかなかサマになっていてかっこいい。乱闘など有事の際、いちばん敵に回してはならないのは彼だろう。
「エアー」ではなく、本当に冷蔵庫を“ぶん殴ってしまった”という、とんでもない事件が横浜で発生.......
実際の映像を見たけれど、右に左に強烈なストレートを見舞っていた‥‥冷蔵庫に。
当然、“痛い目”にあったのはパットン投手自身の方で、即アウト。一軍登録抹消だ。かつてベンチを殴って骨折した杉内俊哉よりはまだマシだったのか‥いや、そういう問題ではない。
ただ、たしかあのときも、捕手の城島健司が『利き手はやめろ』と、一応忠告はしていたはず。プレイ中以外の故障などもっての外。カーっと頭に血が上る感情も分からなくないけれど、チームにまで迷惑をかけてしまってはダメだ。
考えられる“予防策”がひとつだけある。それは‥‥
「サンドバッグ」をベンチ裏に設置しておくことだ