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【ヤバすぎる「ハム」交流戦?16年ぶりのテッペンなるか「プロ野球」ここまで言って委員会339】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年6月06日版》

更新をサボっていたせいで多少タイムラグがあるが、まずは勝ち越しを果たした対巨人戦の感想を簡単に......

 

SNSを眺めていたら『巨人ベンチが暗い』そんな意見が見られた。珍しい「猛打」で沸き返っていたファイターズ側ベンチとの対比もあったろうが、コレには思い当たる節がある。やっぱり『ひとりの監督の長期政権って、よくねーよな』と。チームが勝ってるうちは当然、いいんだけれども‥。

もう正確には把握できていないくらいの、「超」長期政権の原辰徳。原さんまではいかないが、ファイターズの栗山前監督もそうだった。後任が見つからなかったからか、結局、栗さんにズルズルと執らせて取り返しのつかないことになった。だから後任の新庄ボスも、底まで落ちたチームの立て直しには苦労していているはずで、その点には同情の余地がある。晩年のジリ貧でダメ監督のレッテルを貼られかけた栗さんが「WBC世界一」によってふたたび名声を取り戻せたことには、ハムファン一同安堵しているが(笑)

「そのタメ」の獲得というわけでもなかろうが、明るい(明るそうな)松田宣浩長野久義がベンチにいない誤算。両ベテランは、同時刻の鎌ヶ谷でのイースタン・ファイターズ戦に出場していたというのも、いささか皮肉な話である。

セに移った「元ハム戦士」を拝めるのも交流戦ならではの愉しみ。‥あの中田翔が3割近い打率を残していたのには驚いたが、当時とずいぶんフォームも変わっていた。こうした「柔軟性」がファイターズにいたときにもあったなら、もっとイイ成績をあげられたのではないか。昨季やられた彼に、今年は抑えることができてよかった。

 

(C)amazon カミさんは元MステMC

長野久義入団会見「ルーキーのように頑張りたい」(22.11.15)

 

「グワチョ」がすばらしい‥‥。アリエル・マルティネスの愛称である。

 

個人的には、近年加わった外国人選手の中でいちばん気に入っている。いかにも打ちそうそうな打席での雰囲気(オーラ)といい、実際、長打力もあるし。‥よくこれほどの外国人を、同じ貧打にあえぐ立浪竜がリリースしたものだ。

守りも、本当に一生懸命やってるよ。当初「外国人投手専用捕手」くらいにしか考えていなかったのだけれど、今や色んなピッチャーと組んで好調なハム投手陣をけん引している。あれは池田隆英がリリーフで登場してきた際、ミット越しに何やら会話していたダイレクトな「異文化交流」を観て、感動してしまった(笑)

公式の発表によれば彼の年俸は8000万。打ってヨシ守ってヨシ、打てなくても打席での威圧感ヨシw お得すぎるこのアリエルとともに、田中正義の獲得があまりにも大きかった。もし彼らがいなかったら昨シーズンなみの成績か、もっと低迷していたのではないか。実に的確な補強をしてくれたと思う。

 

そして、忘れてはならない 加藤豪将交流戦が始まったや否や、誰も予想もしていなかった?長打を連発。当該巨人戦では14打数6安打うち2ホームラン‥。まだまだ1割バッターが居並ぶラインナップに突如現れた、打率4割男(5日現在)。万波、野村の上昇気流に合わせ、長打力を兼ね備えた加藤豪まで中軸に固定できるようなら、打線はけっこう頼もしい。

過去、交流戦は得意としてきたといっても優勝は一度のみ(2007年)。今年はここまでいい位置につけている。今後への景気づけにぜひ栄冠を勝ち取っていただきたい。

 

 

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