センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【記録より記憶?「万波中正」が進む道「プロ野球」ここまで言って委員会338】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年6月01日版》

交流戦単独首位で「スクショ」は、まだ2試合を終えたばかりでさすがにしなかったけれどもw、上昇気流にあるチームにあって確かな数字として表れ始めているのが、観客数。

東京ヤクルトとの2試合、連日24000人越え。初戦の25268人は、福岡ペイペイドームに次ぐ入場者数だった。平日ナイターで8割の入りなら上出来だろう。‥開幕当初、エスコンF元年ながら「1万人台」を連発していたときはどうなることかと思ったが(苦笑)。多少アクセスは悪くとも、チームが勝てば観客数が増えていくのをあらためて実感した次第。

 

(C)amazon 年間300万人はムリにしても、近づけたい

週刊ベースボール 2023年 05/08号 [雑誌]

 

外国人選手が、もうひとりいる感覚。あの万波中正の打球は、本当に「日本人離れ」している。まぁ、それは今に始まったことではないが、さらに目を見張るのは印象的な一発を多く放っている点だ。

憶えているだけでも当該ヤクルト戦での二発‥ 5月4日の埼玉西武戦で投手戦を制した特大アーチ‥ これらはいずれも「決勝弾」である。同期の野村佑希とともに得点圏打率の低さを指摘されることもあるが、ここぞのホームラン。万波にはコレがある。

昨シーズン、佐々木朗希に完全試合をくらいそうになったときも、試合を決めたのは延長で打った、彼の一発だったっけ。仮に5打数1安打4三振でも、その打った1本が決勝弾。筆者が助っ人外国人選手に求めているのも、まさに、そうした効果的な一発なのだ。

加えて、内容もすばらしかった。3打数3安打うち2ホームランのヤクルト戦。技巧派の石川雅規から、最初のシングルも含め、すべてセンターから右方向に打ったもの。右方向への本塁打は一軍では初だとか‥。力任せではなくなった、進歩の証左。

そしてフルカウントの末に、四球をひとつ選んでいたところもポイントが高い。今季は簡単には三振しなくなった。5月末現在で2割6分近い打率を残せているのも頷ける(※昨季.203)

 

5月31日の試合は加藤豪将が見せ場をつくった。万波よろしくな1試合二発。初出場から一週間足らずでここまで順調にNPB初安打、初打点、初本塁打を記録。‥中島卓也の故障で早まった一軍昇格でさっそく活躍をみせてくれるあたり、やはり、並の新人ではないというか。

初のお立ち台。異国で育った彼の場合「日本語が上手い」が正しいだろうか。英語と日本語を流暢にあやつり、スタンドを沸かせていた。同じ「逆輸入」と表されたマイケル中村は全くダメ、台湾生まれの陽岱鋼も上手といえるほどではなかっただけに、スピーチ力含めたそのあたりにも、加藤豪のセンスのよさが窺えた。

メジャー仕込みのプレイに、今後ますます期待したい。

 

 

にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ