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センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

ハンカチがいいぞ

大谷翔平が、ようやく今季初勝利‥‥

 

 

ペナント開幕から一か月強。昨季は初戦で手にできた「1勝」にたどり着くまで、これほど時間を要するとは、さすがに思いもしなかった。

月が替わった、1日のロッテ戦。オープニングで負けた、あの日以来の千葉。ここまでの苦闘を物語るかのように、序盤から乱れた大谷。2回で、早くも4失点。4失点は

今季ワーストだ。

3回、2死から中軸に連続四球を与えたところで、一時は監督も交代を考えたそうだが、後続を三振に斬ってとり、踏ん張った。ここから始まった「ネオ」大谷ともいうべき、一新させた投球スタイル...

 

『脱力投法』

 

いうならば、コレだろう。いつもの“力感”が感じられない。先月、一度コボスタで見せてくれた「キャッチボール」ごとくなフォームをして投げたことがあったが、あの時ともまた違う。フォームは、変わっていない。‥普段は多投しない横変化、スライダーを軸とした投球へと、シフトしたのである。

 

4回以降はスライダー、ときおり緩いカーブを交えてカウントを稼ぎ、目先が変わったマリーンズ打者は手も足も出なくなった。それでいてキメにいった勝負どころでは、最速158キロの直球、高速フォークが投じられるのだから、たまらない。特に終盤は徹底的にこのパターンで敵を牛耳った。

 

打者からすれば、これはもう「反則」だろう。これまでは速いストレートとフォークに、ある程度的を絞っていれば良かった。そこに曲がりの大きい横の変化球に、緩球まで加わったら‥いっそう対応するのが困難となる。打者によっては、おそらく“お手上げ”状態だ。

 

ダルビッシュのファイターズ退団会見の際、対戦する打者に試合前から『もう無理、打てない』そういった発言をされて辟易したというエピソードを明かしたことがあったが、いよいよ大谷も“あの域”に近づきつつあるのか。‥そうなると、日本球界に嫌気がさしてこないか、また別の意味での不安感もいささか生じてくるのだが。

 

 

ときはゴールデンウィーク真っ盛り。明日3日から、強豪ホークスとライオンズとの6連戦が控える。有原航平が復活を果たしたけれど、やはり、先発投手がもう一枚ほしい。素直に考えればルーキーの加藤、先発も可能な高梨。二軍からあげるとなれば、ここまで好調を維持している新垣勇人の線も。しかし、筆者は新たに、斎藤佑樹の可能性もあるのではないかとみている...

 

このサイトで初めて私を知った方、はじめまして。自他ともに認める「ハンカチフリーク」です。

他の投手も平等に応援したいが、スター・斎藤だけは特別だ。北海道の、決して人気球団とも呼べない日ハムに気持ちよく入団してくれた彼に、私は恩義を感じている。こいつだけは何があっても、ずっと応援していこうと思った。プロ入り後は辛い時期の方が長かったけれども『もう一度輝ける』そう信じて疑わない。

 

この斎藤も現在、実は絶好調なのだ。29日の西武ドーム、二軍のライオンズ戦では2番手として登板、4イニングを投げて5三振を奪う無失点投球。連打を許した最初の回以外は危なげなく、得意のフォークで打者から空振りをとっていた。先発した中村勝との「アピール対決」を制す形。

 

22日のイーグルス戦では‥注目のオコエとの初対決でニュースにもなったからご存知の方も多いと思うが、8回までわずか1安打に抑える好投を披露。ただ、なんといっても注目すべきは9回を「完投」した点。著しく体力を消耗すると云われるフォークを多投しながらでいての、完投。肩の不安がないことはもちろん、スタミナについても問題はなさそうだ。

 

他に投げさせるべき、上にあげるべき投手はいるのだろうけれど、今ノリに乗っている斎藤を、大勢客が入るGWで投げさせてみたい!というのは、多少自分に“ひいき目”があったとしても、誤った選択ではないと云いきれる。2年前の流行語ではないが、タイミングとしたら、まさに『今でしょ』な、王子なのである。

 

 


イースタンリーグ オコエ 瑠偉選手と斎藤佑樹投手が対決(宮城16/04/22)