【1】斎藤佑樹 6試合 1勝3敗0S 防御率6.75 ▼1900
【13】石井裕也 8試合 0勝0敗0S 防御率9.00 ▼3000
【14】加藤貴之 21試合 6勝6敗0S 防御率3.53 =2600
【16】有原航平 25試合 10勝13敗0S 防御率4.74 ▼5500
エースとして期待された今季。チーム順位を象徴するかのように、自身の成績も低迷。特に前半は足を引っ張る投球も多かった。一度打たれだしたら歯止めが効かなくなる傾向あり。ゆえに大量失点に結びつくパターンも多く、防御率は前年(2.94)に比べ大幅に悪化した。
立場が立場なだけに、“戦犯”といわれても否定できない部分はあるが、500万前後の「微減」程度に収まるのではないか?というのが個人的な見解。
駆け込みで二桁勝利を達成し、チーム最多の4完投をマーク‥。あれだけ故障がちだった有原が、不調で約一カ月間ファームにいた時期もあったとはいえ、ケガ無く一年を乗り切れたのは大きい。タフになった有原に15は勝ってもらわないと、来季も先発投手の台所事情は厳しくなる。
【17】浦野博司 7試合 3勝3敗0S 防御率4.36 △2500(1800)
【19】増井浩俊 52試合 6勝1敗27S7H 防御率2.39 =22000
渦中の人(苦笑)。報道をみていると、どうやら退団濃厚な気配。今季は“ワガママ”を貫き通して、守護神に返り咲いた。彼がいなくなったら、来季の抑えは誰が務めるのだろう。一番手はマーティンだけど、走者を置いた際の投球に、かなり不安を残す投手だし、総合的な力は、やはり増井の方が一枚上だ。
一部報道によると、先発抑え両方できるタイプということで、意外に獲得を望む球団は多いとの話だが、数字には表れない“ポカ”もわりと多いピッチャーなので(チームが上昇気流にあった阪神戦での自滅型リリーフ失敗が典型)、そこのところご承知のほど。 《続く》