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【「ガチ速」吉田輝星2軍デビュー戦&熱血先生】エースのやきう日誌 《2019年3月19日版》

ドラフト1位ルーキー吉田輝星が19日、東京ヤクルトとの二軍戦で公式戦デビュー。結果は、2回を1失点投球だった――

 

 

5回の頭から登板した吉田輝はストライクが入らず、いきなり先頭打者を歩かせてしまう。ヒットと送りバントで1死2,3塁。後続を浅いレフトフライとショートゴロで、まず最初のピンチを無失点で乗り切った。

続いて6回の投球。ここでも先頭に四球を与え、さらに四球とヒットで無視満塁の大ピンチを背負う。犠牲フライで初失点。次の打者には逆球(インローのボール球)が功を奏して、初奪三振。2アウト後、ショートゴロで切り抜け、何とか1点で凌いだという印象。

 

3与四球が示すとおり、コントロールはだいぶアバウトだったけれど、困ったときは最大の持ち味である球威で、相手をねじ伏せた。自分の記憶が正しければ、ストレートのMAXは146キロ。指にかかったボールは、一線級の投手にも引けを取っていなかったように思う。

当初の見立てでは4、5月頃の一軍デビューを望んでいたが、きょうの試合を観る限りでは、もう少し、時間はかかるかもしれない。力強いストレートと、あと何かひとつ、ウイニングショットとなれる変化球が、プロでは欲しい。「フォークボール」を習得したなどの報道が一部の紙面で見られた。一般的に肩への負担が大きいとされるフォークは、将来的に先発投手を目指すならあまりお勧めしたくはないが‥‥。

 

 

Fのユニフォームがよく似合う

BBM2019ルーキーエディション■レギュラーカード■022/吉田輝星/日本ハム

(C)amazon 

 

 

◇ゆかいな仲間たち?

 

昨シーズン終盤に1軍デビューを飾った姫野優也(21)。彼の半生が載った記事(※1)を見かけたが‥‥以前は相当なワルだったそうで。まぁ彼の場合、ワルという表現は適切ではないかもだが、高校時代に三度寮を脱走した経験を持つというのだから、優等生でなかったのは間違いない(笑)

‥しかしながら、この球団はおもしろい。姫野のような元ヤンチャ系(と思しき)選手が複数いれば、大谷や斎藤佑といった明らかな優等生タイプ、はては東大卒の選手までいる。一見まとまりがなさそうで、チームとして成り立っているところがすごい。

 

慶応大卒、白村明弘。実は彼も、かつて素行面で問題があったとかなかったのだとか(一説にはドラフトの順位にも影響したと)。先のヤクルト戦では姫野と1、2番コンビを組み、打者転向後、初ヒットを記録。彼らは今、新生ファイターズを引っ張っていく存在だ。

 

ラクビーを通じ、次々とワルたちを更生させていったスクールウォーズというドラマを連想させる。‥そういえばの滝沢賢治(山下真司)は、劇中「泣き虫先生」と呼ばれていた。ファイターズの「泣き虫先生」は、もちろん、あの人である。

 

 

《参考》

(※1)週刊ベースボール 2019年 3/18 号 特集:阪神タイガース大特集&イチロー、COME BACK 

 

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