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【ついに交流戦開幕!北海道日本ハムの強さはココにあった】 エースのやきう日誌 《2019年6月5日版》

ノーアウト満塁で無得点の拙攻に、1イニング3失策の守乱。

中盤までは完全なる「負けゲーム」の展開も、最後はサヨナラ勝ち。交流戦白星発進したのはファイターズだった――

 

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普段対戦する機会のないセ・リーグチームとの対戦。4年前から1チーム3試合制となって、より「レア度」が増した。顔と名前が一致しないことが多く、またデータもほとんど持ちあわせていないことから「選手名鑑」が必須になる。交流戦ならではの愉しみなのだが、当のヤクルト戦はというと......

 

「高梨」「近藤」「五十嵐」「大引」「坂口」

 

なにやら見覚えのある選手名ばかり。意外とイケた。

スポーツニュース等でその名をよく耳にしていた、燕の若き主砲・村上宗隆。ブレイク後、初めてジックリと観させてもらったが、これほどまでとは‥‥。第1打席の本塁打センターバックスクリーンへ一直線の、すさまじい打球。往時の松井秀喜を彷彿とさせるようだった。ヤクルト球団は、いい背番号を彼に与えたと思う。

 

一方、村上と同年齢の清宮幸太郎は無安打に終わった。清宮が休んでいる間に、村上がここまで進化を遂げていたのには驚愕した。いや、清宮だって同じ世代の選手と比べたら、十分格のちがうバッティングをしている。

‥現時点では、その清宮さえも上回りそうな打撃力を目の当たりにして、村上の将来が末恐ろしくなった。「ハズレ1位」とはいえ、ドラフトで3球団も競合したのが今になって頷ける。

 

 

◇つ な が る打線

 

最大5点差をひっくり返して、逆転勝ちのファイターズ。ここに、おもしろいデータがある。

4日現在、チーム本塁打「39」は、最下位のオリックスよりも少なく、リーグ最少。最多は福岡ソフトバンクの「71」本である。しかし、総得点数はファイターズの方が19点も多いという、世にも奇妙な物語‥‥。

いかに“繋ぐ打撃”で効率よく得点を積み重ねてきたかが解かる数字だ。気づけば、チーム打率.260はリーグトップ。打率10傑では、4人の選手が名を連ねている。かつての「ビックバン」よりかは【マシンガン打線】の様相。時代は変わった。

 

 

そうした数字を日毎ニカニカして眺めている変態筆者(笑)

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※画像はイメージ

 

 

勝利の立役者、2本のホームランを放った中田翔とサヨナラ犠飛大田泰示は各紙でさんざん讃えられているから、もういいだろう。私だけは(?)捕手陣を讃えてみたい。

 

4回の西川遥輝と大田のタイムリーは、試合の流れからみても大きな価値があった。それを生んだのが、渡邉諒と清水優心の連打によるもの。このように下位から点が取れる打線に“変貌”したのは、捕手陣の奮闘がある。

清水がコンパクトでスイングで猛打賞。途中出場の石川亮は延長10回、ライト線へ目の覚めるようなツーベースを放って、サヨナラ勝利のおぜん立てをした。‥以前にも記したが、ココで「アウト」を量産できなくなったのは相手にとっては痛く、ファイターズにとっては頼もしい。近ごろの得点力増加は、彼らのバットでの活躍もあった。

 

 

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