センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【「三本立て」やるせないニュース‥】エースの芸能日誌 《2020年6月01日版》

片山杜秀氏の新潮コラムに『(令和は)恐るべき言霊が付いているのか。超法規的に改元したらでどうでしょう?』だなんて、冗談とも本気ともつかぬ文言‥‥。私もこれには「賛成」だ。

 

確かに、あれからロクなことがない、気もする。昨秋、立て続けに巨大台風が列島襲来‥は、まぁ平成時代も少なくなかったが、今年の「コロナ禍」は誰が予想できただろう。なにせ、オリンピックの延期は史上初である。

皆さまもよくご存じの通り、この国を取り仕切る政治家様方は頭の固い連中が多いから、まちがってもそんなコトはしないと思うけれど、今は令和の「れい」の字が【冷】のように冷たく思えてならない。

先週一週間は、芸能界でもやたらに暗いニュースが多かった。今回はその辺りも交え、気になった人物・事象の感想その他を綴っていく―― ※本記事での参考資料:週刊新潮 2020年 6/4 号 [雑誌]

 

 

◇【誰が「美人女子プロレスラー」を殺したか テレビのシナリオとSNSが招いた悲劇】

 

亡くなった木村花さんという方は、先の報道で初めて知った。おまけに【テラスハウス】などという番組も。

記事によれば、ひとつ屋根の下で過ごす異性の恋愛模様を報じる「恋愛リアリティショー」なんだとか。若者を中心に、そこそこ人気はあったらしい。ていうか、この手の番組がまだ流行っていたのか‥‥。

 

SNSで、彼女がどのような「罵詈雑言」を浴びせられていたのか、具体的には把握していない。あまり見たくもないが、ただ「原因」を作ったとされるシーンは、映像で確認した。男に脱帽を促すアレだ。

基本的に、演出の一環だと思っている。つまり「ヤラセ」だ。筆者のころは【あいのり】。今田・久本・加藤MC時代の。

‥あの当時からして、そうしたウワサは常に飛び交っていて、半ば「暗黙の了解的」な部分はあった。若かりし頃番組のファンだった私など、それを逆手にとり『どんな演出にも応えられます!』と、いささか皮肉めいた参加志望動機を載せ、一回、ガチに書類を送ったほどである。‥当然、かすりもしなかったが。

 

思うに、SNSとか以前に、あたかも木村花をヒールのように仕立て上げた関係者がいちばん悪い。番組を盛り上げるため、あるいは話題づくりのために彼女が選ばれ、結果的に尊い命を失う形となってしまった。「非」があるのを解かっていたからこそ、番組(フジ)も早々に打ち切りを決めたのだろう。現実に、同様な番組に出演していた女性の声が当該記事にある。一部引用。

 

台本はありませんでしたが、現場には構成作家がいて、喋る相手や内容を指示されました。撮影時間も1日10時間を超えるなど異常に長く、常にカメラマンやスタッフに付き添われるので、素の自分を出す時間はほぼ皆無でした‥‥

 

自殺とも言われているが、彼女は番組に殺されたようなものである。たとえ彼女の側が望んで出演したのだとしても、あのような行動を‟仕向けさせた”ヤラセ演出さえなければ、SNSも荒れず死なずに済んだ。‥そしてもちろん、うら若きレスラーの死はネット民である我々も、重く受け止めなければならない。

 

 

普通にタイプ

週刊プロレス 2020年 06/10号 No.2067 [雑誌]

(C)amazon

 

 

◇【38度線を越えた愛のドラマで「北朝鮮に行きたい」女子急増!】

 

韓国人女性と北朝鮮の軍人が恋に落ちる【愛の不時着】なるドラマが、日本の女子たちにも人気らしい。ドラマの影響を受けて「北朝鮮に行きたい」とは、さすがに浅はかな気もする。 が、一方で未知な北朝鮮という地に憧れの感情を抱くのは、分からないでもない。

最近でこそ首都・平壌の名所を巡るツアーが盛んに組まれているけれど、基本、観光者は都市部しか覗くことができない。富裕層以外の北朝鮮国民が、一体どのような生活を送っているのかに関心がある。‥‥ドラマではないが、それこそパラグライダーに乗って不時着でもしないかぎり、それは永遠に叶わぬ夢だろうが。

 

主演のヒョンビン

第19話

※画像はイメージ(C)amazon

 

 

◇【「夏の甲子園」で見られない「ドラフト候補」目録と値札】

 

史上初の春夏の大会中止が決定。2年前の「金農フィーバー」は凄まじかった。金足農業ナインはあの「一夏」の経験で、周囲の環境が180度変わったにちがいない。甲子園は、それくらいのチカラを持っている。そうした機会を、コロナによってみすみす失われてしまう‥‥とりわけ高校三年生の野球部員には、あまりに気の毒だ。

 

その先の「ドラフト会議」にも当然、影響が及ぶという。昨年の佐々木朗希のような「大物」は不在ながら明石商業の中森俊介投手、来田涼斗外野手などがプロのスカウトたちの間で注目を集めている模様。‥だが、やはりその逸材たちの雄姿を「聖地」で拝めないのは、全国の野球ファンにとっても残念でならない。

 

 

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