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【ハム史上「最恐打線」構築も先発に不安?Weekly Ham「プロ野球」ここまで言って委員会359】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年8月14日版》

リーグ三連覇が濃厚‥‥オリックスに激しく嫉妬しているw

三連覇は、強かった頃のファイターズでも成しえなかった。こんなにも継続して強さを維持できるとは。打の柱・吉田正尚が抜け、今シーズンは例年よか厳しい戦いが予想されていたのに、8月の半ば13日時点で2位に5.5ゲーム差も引き離しているのだから、やはり地力があるのだろう。千葉ロッテはエースが故障で長期離脱‥ 開幕前、多くの評論家からオリックスと「一騎打ち」そう目されていた福岡ソフトバンクも大型連敗でコケしまい、ますます走りそうな気配だ。

 

一方のファイターズは安定の最下位(笑)。先週一週間も一進一退を繰り返して3勝3敗。‥これが上位にいるチームなら御の字だけれども、最下位チームがこの塩梅では、一向に順位は上がらない。各試合を振り返ってみよう。

 

8日の埼玉西武戦。後半戦からカード頭、火曜のゲームを託されている 加藤貴之。ここのところどうも彼の調子がおかしい。当日は10被安打の6失点。敗戦投手。6回を投げ切ってかろうじて面目は保ったが、試合を作れたとは到底言い難い。

その前の火曜、ロッテ戦では7回2失点の好投も8安打を浴び、2与四球‥。さらにその前の東北楽天戦では、やはり7回2失点投球ながら、3与四球‥。並みの投手ならなんてことない個数も、昨シーズン、あれだけの精密機械ぶりを誇った加藤である。傍目で見ても、彼のなかでどこか微妙な狂いが生じているとしか思えない。

気の早い記者連中の間では今オフ「FAの目玉」ともされている。絶対優勝とか高額年俸だとか、あまり野心の伺えぬノホホンとした性格の加藤に正直無縁の制度だと思われたがw、もし本当に行使するようなら、他チーム移籍は必至‥ なのか。

 

(C)amazon 今シーズンも二桁勝利が難しくなってきた

BBM ベースボールカード 464 加藤貴之 北海道日本ハムファイターズ (レギュラーカード) 2023 2ndバージョン

 

9日の同戦は前回記事でも記したように、相手の先制点に繋がった5回、山田遥楓の失策が痛恨。それまで再三のピンチを迎えながら先発したマーベルが耐えていただけに、ズッシリと来た。

気の抜いたプレーには厳しい今シーズンの新庄監督。だが、今回の山田の件にかんしては積極的な守備のなかで起こったミス‥ そんなふうに捉えたようだ。救いは打つ方で2安打。こと古巣のライオンズ戦ではこの日まで、6打数5安打と打ちまくっている。同戦は来週末に組まれている。ミスを取り返す活躍でふたたびスタメンの座を勝ち取れるか。

10日は今季初登板、根本悠楓の先発勝利で連敗ストップ。3点リードの5回に一時同点弾を浴びるも、打線が奮起した。勝ち越し犠飛の清宮が6年目24歳で、追加点を挙げた万波中正と奈良間大己がともに23歳。根本はさらに若く、3年目のハタチ。‥このあたりの選手が真の主力となれば、ファイターズも常勝軍団の道が見えてくる?

 

カードが変わった11日の金曜日。敵地での福岡ソフトバンク戦。7回に追いつき粘りは見せたが、3番手の池田隆英がホークス打線につかまって手痛い敗戦‥。しかしながら先発の上沢直之が6回で13被安打の終始苦しい投球だった。

途中、一塁から捕手のポジションに就いたA.マルティネスが盗塁阻止のためにウエストしたボールをキャッチできず、ピンチを拡大させてしまう事態に‥。これにはさすがに監督も苦言も呈していた。こういったプレイを見せられると『(外国人に)捕手は厳しいのか』とも感じてしまうが、正捕手?伏見寅威より数段上の打力は、やはり捨てがたい。となれば、マルティネスにかんしては組む投手をある程度決めてあげたほうがいいのかも。

翌12日は 9-0。スコアだけを観たら今季イチバンといっていい快勝劇だった。万波の2本塁打に清宮も続いて中軸がしっかり機能。投げては伊藤大海が7回無失点の好投で久々の勝ち星をあげた。

それにしても万波、清宮あたりのホームランは『ホームランを出やすくする』ために設けられたテラス席を物ともしない驚弾ばかりで観ていて気持ちがいい。今シーズンはより確実性も上がってきて「子どもたちに夢を与える」という観点では12球団ナンバーワンの中軸なのではないか。

13日は野村佑希も続いた。8回に貴重な追加点となる11号ソロ。野村は上の二人ほど飛ばすわけではないが、美しいアーチを架ける。そして左右に長いのが打てるのもこの選手の強みだ。

今月は同日時点で45打数15安打、打率.333。本塁打3。‥野村が当たってきたようなら、ファイターズ打線は本格的に恐ろしい。マルティネスも含め出場9選手中、4人に一発がある。「ビックバン打線」再来に胸躍らせる今日この頃だ。

 

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