センテンス・オータム

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【「ショートスターター」と「4番」に一言】 エースのやきう日誌 《2019年5月16日版》

野球でもサッカーでも何でも、どこか好きなチームがあるのは苦しみも伴うことだ。
 
 
試合に敗れてしまった日には、監督でもないのに『あーでもないこーでもない』と、ひとりジュクジュク悩んでいる。勝とうが敗けようが私自身の生活にはまったく影響がない、はずなのに、どうして夜も眠れなくなるくらい、ここまで悩み苦しまねばならないのか。
いっそファンをやめられればどんなに楽か‥‥フラットな気持ちな観戦ができればどんなに愉しいか‥‥それがどうしてもできないのは、一方的に惚れてしまった側の人間の弱味だ。
 
 
下記は15日の試合内容について書かれた記事。視界に入るだけで、心底嫌になってくるのだが、そうした現実から毎回目を背けているのもどうかと思い、非常に気分は悪いのだけれど、少しだけ筆者も振り返っておく。‥なお、同志方には見苦しい箇所も以下、多々あるかもしれない。それを了承のうえ、目を通して頂けたなら幸いだ。
 
 

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 昨シーズンも、8点差をひっくり返された試合がある。そうそうは起こらないコトが二度、どちらも“やられた”側だ。逆のパターン、こちらが“やった”ケースは、近年観た憶えがない。

まぁ今回は序盤から中盤で得た8点のリードではあったが、このような場合、ニュースでよく聴かれるフレーズのひとつ『終盤の反撃も一歩及ばす‥‥』となるのがほとんどなのであり、最終的には逃げ切る形で、大抵のチームが勝利を手にしている。過去の経験からして私にも、この考えはあった。‥まさか、逆転まではないだろう。

 

その、“まさか”が起こった.......

 

起きてしまったわけだ。点差があったこともあり、「勝利の方程式」ではいかず、あえて鍵谷を突っ込んだ7回の継投。先頭打者フォアボール(彼の悪癖)でピンチを招くも、その後、宮西尚生を投入して、0点で凌ぐ。けっきょく宮西に負担をかけてしまうくらいなら、回の頭からいってほしかった。

その時点で、まだ4点のリード。しかし、もう「押せ押せ」な球場の空気からして、相手に一瞬の隙も見せてはならない状況であったのだ。0点は、外野手の好守備に助けられただけ。

 

たしかに、点差を詰められた石川直也の2被弾が一番の誤算だったけれど、本をただせば先発の金子弌大‥‥。いや、彼自身が悪いといっているのではなく、その使い方。つまり、首脳陣のほう。

「ショートスターター」だか「オープナー」だか知らないが、ここまであまり勝ちに結び付いていない。金子は中二日の登板だった。ともに敗け試合で、彼の高い能力を活かしきれているとは言えなく、もったいない。

そして、後続の投手にも多大な負担をかける。同点に追いつかれた時点で、ベンチにはもう2投手しか残っていなかった。延長戦に突入したときには、もうファイターズの命運は決していたといえる。

きょうからも試合が組まれているというのに、まるで短期決戦であったかのごとく、無意味なスクランブル体制‥。こんなことを繰り返していては、中継ぎの投手が1シーズンもたない。いったい誰にメリットのある戦術なのだろうか。今季のファイターズを観ているかぎりでは解からない。

 

 

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一点差まで追い上げ、球場はすでにサヨナラ勝利への機運で高まっていた.......

 

9回のファイターズの攻撃である。特段チャンスの局面ではなかったが、中田翔にはつくづく失望した。そうしたシチュエーションの中で打ってこそ、打たれてしまった投手を救い、チームに勇気を与え、結果、勝利をもたらす‥‥それが4番打者の仕事ではないのか。

この日、1安打も走者がいない場面。最後はバットに当てることさえ叶わず、三振ゲッツー。最悪な形で、楽天にとっては最高の形で9回裏の攻撃を迎えることができた。直後、大阪桐蔭の後輩・浅村が同点弾を放ったのは皮肉。‥しかし、これこそがチームで主軸を担う男の働きというべきだろう。

 

 

勢いに乗る勝利の仕方。逆にファイターズは、後に引きずりそうな敗戦の仕方‥。次の試合が尚更大事になってくるのだが、前述のとおり、だいぶ投手陣に無理をさせている。クローザーの秋吉亮も「回またぎ」だったし、投げられるのだろうか。不安は尽きない。

 

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