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【1イニング早かった有原降板&(秘)石川亮】酔っ払い親父のやきう日誌 《2020年7月16日版》

15日、ようやくファイターズは連敗をストップさせた。が、筆者の不満はまだまだある(失笑)。前日書ききれなかったことと併せて、その辺りについても言及していく。

 

 

まずは10日のオリックス戦、有原航平を7回で降板させた継投。むろん、ベンチ内で交わされた会話は私には分からない。けれども、彼の方から降板を願い出たというのは、当日の状況から見て考えにくい。点差は3点しかなく、有原は今季まだ勝ち星をあげていない。自らの手で勝利を掴むんだという想いは、いつにも増して強かったはず。

 

そこまで球数は95球‥‥完投は難しかったかもしれないが、次のイニングはいくものとばかり。

たしかに「勝利の方程式」の一角、宮西尚生をその後に送り込んでいるし、首脳陣とて油断はしていなかっただろう。したがって、これが「ノーマル」な投手だったなら、まったく問題ない。

私が悔いているのは主が今シーズン開幕投手を担い、エース格の有原であったことだ。欲をいえば、チームのエースは一試合を任せるくらいでいてほしい。まだ若い、スタミナもある彼には十分、それも可能なはずなのだから。

そして、もうひとつ。実はこれが一番大きな要素で、件の投手交代で相手に「隙」を与えてしまった点‥‥。オリックス打線は有原に手も足も出なかった(7回まで2安打1四球)。投手が替わってくれて、オリックスサイドは小躍りしたい気分だったろう。たとえ相手が宮西でも。

 

よかった流れを変えてしまうとこうなるの典型。現実に、有原降板で息を吹き返したオリックス打線。あの日の、有原以上の投球をできる投手は、ファイターズにはいなかった。それならせめて、100球を越すだろう次のイニングまでは‥‥。似た想いを抱いていたのは、おそらく私だけではなかっただろう。

 

しかしながらそれでいて翌々日登板したルーキーの河野竜生には、100球以上放らせているのだから、過保護なのかそうでないのか意図が見えてこない。‥私個人の意見として、展開がどうであれ、球数云々でなく、せめて有原とマルティネス(彼も15日6回降板指令に本人は不服そうだった)にはできるだけ完投を目指させてほしい。「そういう投手」も置かなかれば、また今年も中継ぎ陣がパンクしてしまう。すでに玉井も宮西も登板過多気味‥。切実だ。

 

 

なぜか味方に足を引っ張られる機会が多い近ごろの宮西

2020 BBM 1st宮西尚生/日本ハム ホロ箔サインパラレル(写真違い シークレット) 30/50

(C)amazon

 

 

◇野手陣の光明

 

久しぶりに観た捕手・石川亮の打撃フォームに驚いた。よもやの 神主打法だったのである。だいぶエセな感じの(笑)

たまーに現れる、落合博満もどき。ほぼ「完コピ」といってもいい、以前ライオンズにいた高山久のは、観ていて愉しかった。今回の石川亮は、さて、いつまで「落合」でいられるだろうか。‥‥というのもつい数年前、彼は「坂本勇人」仕様だった。フォームは似せられても、さすがに成績までは似せられなかったが(笑)

だが、探求心に満ちた石川亮のスタイルが嫌いではない。清水優心登録抹消の今が、存在をアピールする最大のチャンスだ。なんといっても神主打法インパクトは大きい。どんどん名前を世に売ってほしい。

 

野村佑希の故障により、サードに定着しつつあるクリスチャン・ビヤヌエバ。巨人時代は守りに定評があると訊いていたが、蓋を開けてみたら意外とそうでもなく(笑)、むしろ打撃面が期待以上。中田以外で乏しい、一振りで試合を決められるパワーヒッターがチームにいてくれるのはありがたく、昔のレアードを思い出した。

この際、守備は普通にこなしてくれればいい。その分、ホームランを量産してくれた方がチームにとっては大助かりだろう。《了》

 

 

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