センテンス・オータム

ディープ・マニアック・鋭く「DMS」 様々なアレについて... (シーズン中は野球ネタ多し)

【詰め合わせ】日本ハムあれこれ話 ※ Wikiと合同トライアウトetc

和田アキ子が表紙を飾った今週号のサンデー毎日の、畑正憲エッセイ....

 

これに突如、ファイターズ・大田泰示の名前があった。今季15ホームラン打ったことについて触れ、彼に関心を持ってくれているのは有難いが、その前後の文章に脈略はなく、頭の悪い私には、彼が当該エッセイ何を伝えたかったのかサッパリ理解できなかった。身体の具合が悪そうなことも書いている。本当に大丈夫か、ムツゴロウさん!

 

 

きょうも元気なエースは巨大なネット王国を大冒険。こと「Wikipediaサーフィン」を趣味としている若干ネクラな自分は、時おりアレの執筆者に思いを馳せる。

現在は消されてしまったみたいだけど、サイレントKこと【石井裕也】の項に、以前こういったことが記載されていた。

彼は投球に集中するため、補聴器のスイッチを切ってマウンドに立っている‥。たしかにそんな話を訊いた憶えはある。続けて、同僚の杉谷拳士が近くにいる際にも、スイッチを切っていたというもの‥‥。杉谷がいかに“うるさい”のかを伝えたかったようだが、石井の病気を「ネタ」にするのは、やめろっつーの。そういうのは自分のブログか何かでやってくれ。

 

「ネタ」系でもうひとつ。ここで【増井浩俊】の項を、一部引用したい。

 

常時ランナーを背負う投球スタイル。 増井劇場を展開し、多くの日本ハムファンをイラつかせ楽しませている。 観戦時、胃薬は欠かせない

 

失礼にもほどがある‥とは、私は云わない。この手の切り口はわりと好きだ。しかし、増井劇場‥‥本当にそうだろうか。おそらく執筆者は「劇場」の本質を知らない。私からいわせれば、彼の劇場なぞ“序の口”なのだ。

増井は、良いときが悪いときがハッキリしている投手。ダメなときは至極アッサリと逆転を許してしまい、逆に状態が良いときは「三者三振締め」するなど、手が付けられないくらい完璧なピッチングを披露する。この“ゾーン”に入っているときの増井は、実に安心して観ていられた。したがって『常時ランナー』を背負っている、といったタイプの投手では決してない。

 

それこそ、本当に胃薬が必要なくらいヤキモキさせられたのは、増井の前の守護神・武田久の方である。皆様にも解りやすい数字があるので、ひとつ紹介しておこう。

 

【WHIP】とは、野球用語で1イニングあたり、何人の走者を背負っていたのかを表す指標であるが、武田の2013年は1.75。参考までに、1イニング限定が多い近代野球の優秀な抑えは、ほとんど1.0を切っている。たとえば1998年の佐々木主浩は「0.64」であるし、2008年の藤川球児も「0.69」。日本新の54Sを記録した、今季のサファテも「0.67」で、“2試合”で走者をひとり許すかといったところ。増井でさえも「1.10」だ。

 

よって武田久の「1.75」という数字が、どれほど高い数値であるか、漠然とお解り頂けたのではないか。それでいて、この年も31セーブ稼ぎ、防御率は2.28だったのだから、いかに粘りの投球をしていたかが、見てとれる。ファンが本当に胃薬が必要な投手は、こういったタイプではないか。‥WikiによるとWHIP「1.60」以上で【非常に悪い】とされている。これが当時の北の大魔神(笑)

 

 

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◇トライアウトの行方‥

 

くだりの武田久は、先のトライアウトは受験しなかったのだな。現役にしがみついていきたいのなら、できれば臨んでもらいたかったが。

ハムの関係者では、宇佐美塁大が3打数1安打本塁打、2四球を選び、ラファエル・フェルナンデスが打者4人を完璧に抑えてアピールに成功‥か。後者は、今季ドレイクの通訳を務めていた人。念のため。

でも宇佐美はよかったよ。トライアウトって野手の場合、打撃と、せいぜい走塁くらいでしょ見られるのは。守りは今一つだけど、パンチ力には秀でた彼向きの制度。仮にNPBは無理だとしても、独立リーグくらいなら。前ハムの大平成一も、現在は長野の汗を流している。年齢も若い宇佐美には、まだ野球を続けてほしい。

 

というか、ハム関係者様よ。大隣憲司とらないか(笑)

あのボールを見ていれば、まだまだイケるだろう。以前の鶴岡の「人的補償」で、私は彼の獲得を熱望していた経緯もある。4年越しの夢を、さぁ今こそ叶えておくれ。

 

 

《参考》サンデー毎日 2017年12月03日号 [雑誌]

 

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